出張 vs 私達 ページ34
『出張？』
「うん。明日から。なんか今日急に決まった」
帰ってくるなり
スーツケースを持ってうろうろし始めるから何かと思えば。
『そんなに荷物いるの？何日？』
「4日。なんかあったら電話して。夜なら電話とれる」
『ふぅん。多分大丈夫』
言われてみれば初めてだ。
ユンギがいない私とグク2人だけの生活。
「ぱぱどこいくの」
いつもとは違う大荷物をみて
玄関までユンギを追いかけていくグク
『お仕事だよ。お泊りだって。』
「え…いやだ…」
「4日なんてすぐだよ。
ちゃんとAの言うこと聞けよ？」
「ねぇやだ あしたかえってくる？」
「明日は無理だけど、お前が良い子にしてたらすぐ帰ってくる日になるよ」
「じゃあいいこにしてる」
「よし。じゃあいってくる」
「いってらっしゃぁい 」
『気をつけてねー』
しゅんとしながらも手を振るジョングク
「…いっちゃったねぇ 」
よっぽど嫌だったのか
閉まったドアを切なく見つめる
「さみしくなってきた」
はやくない？まだ行ったばっかだよ…
『ねぇユンギ…って。いないんだった』
寝室から出ると静かなリビング。
グクを寝かせた後にここで色んなことを話すのが
いつのまにかあたりまえになっていた。
そっか。
グク来てからずっと一緒にいたもんな。
毎日慌ただしく過ごしていたせいで
突然始まった同居だったこともすっかり忘れていた。
なんか、静か過ぎて調子狂う。
すっかりグクが中心の生活だったから
ユンギが羽根を伸ばす機会になればいいけど。
なんか美味しいお土産買ってきてくれないかな〜
そんな事を思ったユンギ出張初日
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a(プロフ) - ぐくがお母さんに向けての一つ一つの言動でもう涙止まりませんでした…… (2022年2月4日 21時) (
レス) @page22 id: 625b9bc2d6 (このIDを非表示/違反報告)
?めぃろ?(プロフ) - いまからぐくがぱぱでぇすが可愛すぎて無理進めない話入ってこないかわいあ (2021年5月5日 10時) (レス) id: a284f3be6e (このIDを非表示/違反報告)
お星さま - 私の幼馴染みも解離性記憶障害で...泣けちゃいました...まだ読んでる途中ですけどとっても面白いです！！wwそしてポケモンマスターのくだりめっちゃ笑いましたw (2019年6月6日 0時) (レス) id: 4307a1b454 (このIDを非表示/違反報告)
じあ(プロフ) - はるなさん» 実在する人物(笑)出してしまいました。笑っていただけていたら嬉しいです！笑 (2019年4月30日 13時) (レス) id: 5b76b5a436 (このIDを非表示/違反報告)
じあ(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます（；＿；）読み返したいと思える作品になり、本当に嬉しいです。皆さまの応援のおかげです、ありがとうございます！ (2019年4月30日 13時) (レス) id: 5b76b5a436 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じあ
| 作成日時：2017年9月22日 21時
