あなたの見てる世界 (ページ46)

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『仕事は…』

もうとっくに辞めちゃいました！

なんて明るくいう雰囲気でもなければ

仕事は今から辞めてきます、

って暗いテンションでいう雰囲気でもない。

「え、ヒョンより仕事を取るんですか」

『いや、そうじゃなくて、』

「A、あの仕事やりがいあるって言ってたもんね…」

『違う…そうじゃない…』

ジョングクさんもジミンも私の話なのに

謎に私が板挟み状態。

テヒョンさんは？と思ってみてみると

にやにやこっちをみて笑ってる。

「Aちゃん、仕事どうするの？」

これは絶対知ってる、私が仕事を辞めたこと。

じゃなきゃこんな状況でにやにやして

私に話を振ってこない、はず、

「テヒョンイはなんでそんなに笑ってるわけ？」

「そうですよ、真面目な話してるのに」

あまりにも不自然なテヒョンさんに

だんだんみんなが苛立ち始めた

『ごめんなさい！

実は、もう仕事、辞めてて』

「俺知ってた〜」

言い出しにくくなっちゃったよねって笑ってるけど

テヒョンさんのせいでも十分ある。

「Aちゃんの先輩にたまたま会ってさ、

辞めちゃったんだよねって話聞いたから」

『そうだったんですね、、』

「じゃあ、誤解も解けたしこれでなにも気にせず

ジミニヒョンとお付き合い続けられますね」

『すみません、迷惑をかけてしまって…』

最終的にいろんな人を巻き込んでしまったけど

またジミンと会えて話ができて

付き合えることになってよかった。