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.TH side







ジミンは自分のことちっとも分かってない。

その痩せてる原因も、スマホを頻繁に確認するのも

全部まだAちゃんのこと好きだからだって。





でもそれを直接伝えちゃうと怒るんだ、

図星なんじゃん、って思うんだけどね、笑




そんな親友のために俺が動かないと、

そのうち痩せ細って無くなっちゃうと悪いからさ。






Aちゃんをあのコーヒーショップに呼び出した、

入ってきた時の顔は正直面白かったなぁ

あれ?ジミンいないの?って顔に書いてあるんだもん。

こんなにお互い想い合ってるのに

話し合わないなんてすごい勿体無いと思うんだ。





そろそろジミン来るかな〜って時に

俺がわざとAちゃんの頬に触るような事をしたら

案の定タイミングよくジミンが入ってくる。






「…なにしてんの。」

「あ、ジミニ来た〜」





ほら、今のジミンの顔写真撮ってあとで送ってやりたい、

すごい嫉妬してる顔してるんだよ、知ってる?






「2人に会いたくなっちゃったから2人とも呼んだんだ〜」

『…ジミニ、あの、話したいことがあって、』





Aちゃんが話し出すと

さっきまで鬼みたいな顔のジミンが

すごく優しい顔になってAちゃんを見つめる





やっぱり、意地張ってただけじゃん、

ほんとは会いたかったくせに。





「あ、俺ジョングガに呼ばれてたんだった!

ちょっと2人で話してて!すぐ戻るから〜!」







ごめんねAちゃん、

俺いなくても全然どうにかなりそうだから

あとは2人で話し合って解決して、

凄い絶望的な顔してるけど絶対どうにかなるから、笑



お互い好きなんだもん、

会ってしまえばどうにでもなるんだ。

*→←*



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作者名:なるま | 作成日時:2021年9月1日 17時

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