あなたの見てる世界 (ページ39)

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．TH side

「ヒョン、いつまで練習してるんだろ」

「そういえば全然休憩してないかもね」

ジョングクが心配そうにジミンを見つめる、

朝から何だか様子がおかしくて

周りの雰囲気もおかしいから

どうした？なんて聞ける雰囲気じゃなかった。

「なにがあったんだろ、」

「テヒョンイヒョン聞いてないんですか？

ジミニヒョンの彼女、

実はスキャンダル専門のライターで

ヒョンのことも狙ってたみたいですよ」

会いた口が塞がらないとはこのことだ、

なんで？どこからそんなこと漏れたんだ？

俺だけが内緒にしてれば済む話じゃなかったんだ。

こうなる前にもっと話をしておけばよかった、

きっとAちゃんのことだから

すごく焦ってると思うし

ジミンもジミンであんな感じじゃ

話はしてないんだろうな。

「ジミナ〜、ちょっと、」

「、なに？」

ぶっ通しで練習してたところを呼べば

めちゃくちゃ不機嫌なジミン、

「Aちゃんに連絡した？」

「…してない、別にする必要もない」

「なんで？あの事ちゃんと確認しないの？」

俺に突っ込まれてますます不機嫌になる、

ジミンのいいところはこの素直なところなのに。

関係ないだろと言わんばかりの態度を取って

俺の伝えたいことなんてなに一つ心に届いてない、

しっかりしてよ、自分の好きな人でしょ、

ジミンが信じてあげないで誰が信じてあげるのさ