SOS ページ40
収録が終わったあとも
ヨンギュさんはずっとしつこくて
｢リンちゃん、｢いい加減にしてください！｣
ついに言ってしまった、
控え室の中だったからまだ良かったものの
結構声が大きかった
｢さっきからずっと…どうしたんですか｣
｢こっちはリンちゃん、いやAちゃんと
仲良くしたいだけなんだよ｣
どこかいやらしい笑み
本名を呼ばれたことには吐き気がした
｢か、カトクも交換する気は無いので…すみません｣
｢なんで？どうして？｣
だめだ、話が通じないみたい
｢いや、その…｣
｢だったら｣
どんどんヨンギュさんが近づいてくる
嫌だ
とうとう壁に追い詰められる
｢Aちゃんにこういうことしてると
なんか犯罪犯してるみたいだなぁ｣
首筋に触れる吐息
彼の指が太ももを伝っていく
あまりの嫌悪感から、涙がこぼれた
彼の手がスカートの中に入ろうとしたその時、
｢ ｢ ｢ ｢A！｣ ｣ ｣ ｣
ドアを蹴破って入ってきたのは
コンゴンズのみんなだった。
HC ｢クッソ…Aに触りやがって｣
JN ｢Aごめん、遅くなって｣
JM ｢相当な覚悟をお持ちのようだね｣
RJ ｢SMが黙ってねぇぞ｣
みんなの威圧感がすごくて、
すぐにヨンギュさんは取り押さえられた
JN ｢あ、言っとくけどこのまま解決とかないから、｣
JM ｢お互いの事務所にちゃんとチクッとくね、
接近禁止命令だと思うよー｣
目が笑ってないジェミジェノ
CL ｢ぬっヌナ大丈夫ですかっ｣
JS ｢早くこんな部屋出よ｣
蹴破ったドアから現れるチョンロとチソン
CL ｢ヒョン達ー！
ヌナ先に避難させときますよー！｣
｢じゃあ行こっか、｣
チョンロに手を引かれて部屋を出ようとするけど
腰が抜けて歩けない
JS ｢背中乗ってヌナ、まだヒョンたち
気が済んでないみたいだから｣
ありがたく、マンネにおんぶしてもらう
あんなに小さかったのに
もう立派な男の人なんだなぁ
｢ありがとう、チソン｣
あれ、前もこんなことあったなぁ
遠くで騒がしい声が聞こえた
HC ｢ヤーパクチソン！
美味しい所だけ持ってくなよ！｣
JM ｢なんか損した気分じゃない？｣
JN ｢まぁ、Aが無事ならなんでもいっか｣
騒がしい声にどこか安心した
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作者名：ぽこ | 作成日時：2020年7月19日 19時
