検索窓
今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:2,458 hit

10 早く帰ろう ページ10

高嶺「昨日の夜、雑魚妖怪が殺されたの…君の妖気とほぼ同じだからすぐ解ったんだ」

『狐の妖気まで解るとは…』

高嶺「最近増えてるんだよ、妖怪が人間を襲うのが」

『そうだったのか…』


ハジメは気を付けんとないけんな


高嶺「その為に私、妖怪退治を手伝いたいんだ」


体育館の中で部活に専念するハジメを不安そうに見つめた


『……ありがと、高嶺 尊』

高嶺「うん、私こそ」




「「あざーした!!」」


『部活、終わったようやね』

高嶺「そうだね」

岩泉「なんだ、お前待ってたのか」

『そりゃあね』

及川「どうしたの?岩ちゃん、あ!尊にAちゃん!岩ちゃんさっすがぁ〜」

岩泉「そんなんじゃねーよ馬鹿か」

『もう空は暗くなりかけとる、はよ帰ろ』

岩泉「おう、そうだな…」

及川「じゃあね、お似合いさん☆」

高嶺「もう、早く帰るよ」グイグイ


そっとウチに手を振って帰って行った。


岩泉「お前、高嶺と何話してたんだよ」

『まぁ、ちょっとした話を』

岩泉「そうか」


ハジメはそう言うと前を歩き出した。


岩泉「この時間の空って綺麗だよなぁ…」

『綺麗な物には棘があるんよ?』

岩泉「どういう事だ?」


不思議な顔をしてウチに質問した。


『この時間は逢魔ヶ刻っち言うてな、人間の時間と妖怪の時間が交わる境界線なんよ。夕焼けになり始めたら帰れっち昔親に言われよったやろ?』

岩泉「だからさっき早く帰ろうとしてたのか」

『ご名答』


ホレホレと説明していくけどやけに真剣に聞いとるな。

10 「生まれた年を聞く=年齢を聞く」分かったか?→←9 和洋



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 妖怪 , 岩泉一
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月夜見 | 作成日時:2016年5月29日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。