妖怪少女、青い葉に紛る (ページ6)

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久しぶりに授業を受けた。

追いつくのに必死で
途中、ハジメにノートを見せて貰ったりした。

そしてようやく昼休み

ハジメの母様から貰った弁当を開けようとした時、女子が話し掛けて来た。

？「ねぇねぇ玉藻さん、一緒に食べない？」

『えぇ、喜んで((ﾆｺｯ』

眼鏡を掛けて後髪を束にして結んでいる。

身長はうちよりちょっと高い…かな

人の頼み事は断れん。
誘いを受けることにした。

横山「私は横山萌、宜しくね」

『宜しく』

名前は萌と言うらしい。現代の名前は変わったモノが多いな。

横山「じゃあ向こうで食べない？」

『うちは全く構わんよ』

うちと萌さんは教室を後にした。

そう言えば何処か妖気を感じる

女子1「うわぁ…横山に連れてかれたよ、玉藻さん」

女子2「またイジメるんじゃないの？横山の奴、ホンット最低」

女子3「早く転校してくんないかな」

岩泉「…………」

及川「どうしたの？岩ちゃん」

岩泉「いや、何でもねぇ」

in屋上

この人は友好的でよくうちの事について質問攻めをして来る。

うちに興味でもあるんやろうか？

いつになっても人間は不思議やね

すると萌さんがこの学校に関する噂話を持ち出してきた

横山「ねぇ、神獣って知ってる？」

『白虎、玄武、朱雀、青龍とかの事ですか？』

横山「そんな不思議な生物が目撃されたんだって!!」

『す、凄い(￣△￣；)』

わざとらしいかも知れないけど相づちを打つ。

横山「この学校って意外とそういう話聞くんだよね」

神獣様たちに詳しいし、今頃こんな事信じる人なんて少ない。

ただそういうモノに興味あるだけなのかも知れんけど。

妖怪が人間になりすましとう事もある。

その一番の証拠がこっそり首に掛けている勾玉が凄く反応しているのと
横山さんから漂う怪しい妖気

この人

妖怪やね