3 不思議な転校生 ページ5
岩泉「なぁ、さっきのは何だ?」
あぁ、儀式の事を言っているのか
『血の事?』
岩泉「あぁ」
『あれは正式な儀式、
血、まぁ霊力を体内に吸収する事で
ハジメの居場所、身体の調子、つまり情報が全て伝わってくるからいつ何処で何が起きても大丈夫な様にしただけ』
岩泉「そうか」
『まぁ、契約は絶対しないと駄目なんやけどな』
うちは苦笑いする様に笑った。
岩泉「そう言えば、A明日から学校だろ?」
『学校…あぁ、寺子屋みたいなものか、そうだけど』
岩泉「制服、どうすんだ?俺何も聞いて無いけど」
『案じなくてもいい、うちの神主様の娘様のお下がりを着るから』
教材以外は全部お下がりだから制服を着ても動きやすい。
そう言い残して部屋を出て、風呂に入り、早速布団を敷いて布団に潜った。
それに気付いたのかハジメが電気を消してくれた、そしてうちの眠りが深くなっていった
『転校して来ました、玉藻Aと言います。』
周りの人達がざわざわしていた。
紹介を終え、席を指定された、その右隣はハジメ、そして左隣は…何やら女たらしのような雰囲気を感じる男だった。
及川「俺、及川徹、とおるちゃんって呼んでね♪」
『宜しく、とおるちゃん』
岩泉「(´^ω^`)ブフォwww」
何故か皆がビックリしている
「玉藻さんが及川のウザさを受け入れるなんて…」
ある男子がとおるちゃんに言った
「もしかして不思議ちゃんだったりw」
女子が言う
及川「ちょっと、それ無くない?(´・ω・`)」
「………フッw」
あ、鼻で笑ってしもうた
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作者名:月夜見 | 作成日時:2016年5月29日 18時