3 契約 ページ4
『これからお世話になります』
母「ごめんねぇ〜、部屋は一と一緒の部屋を使ってね」
『あ、はい』
そう言われて連れて来られたのは、うちから見れば見た事の無い新しい物ばかりが置かれている部屋だった。
母様が荷物の整理を手伝ってくれた後、母様は晩御飯を作る為に台所に行った。
『ふぅ…』
ガチャ
岩泉「なぁA、ちょっと話いいか?」
『何の話?』
岩泉「お前、なんで動物の耳なんて付いてんだ?」
『え…どっどう言う事?』
一気に冷や汗が吹き出して来る。
まさか本当にバレたのか!!
岩泉「だってA、妖怪だろ?」
『え、う…ん』
岩泉「神主に言われてんだよ。俺、霊感が強いし引きつける奴だから」
『と、言う事は。うちが妖怪だから養子としてハジメを守護する事を契約したって事?』
岩泉「まぁ、そうなる」
まだ契約は言葉だけでうちとの契をやらないと意味が無い。
『じゃあ、手を出して』
岩泉「お、おう」
鋭い物でハジメの手にちょっと血を出した。
岩泉「痛っ」
それを指で取り、飲んだ
『これで正式な契約は完了。主人』
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作者名:月夜見 | 作成日時:2016年5月29日 18時