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2 困惑 ページ3

二日後



『元気でね、神主様』

「岩泉 一と言う坊やを見かけたら話し掛けてみるといい」


主人はそう言ってうちの後姿を眺めていた。


『岩泉…ハジメ…か』


どんな人間なんだろうか

少しワクワクする




でも、人間と仲良く出来る勇気が無い。

今は人間に化けているとは言え正体を見抜かれれば…

母様と同じ道筋を辿る事になってしまう。



いや、うちになら出来る。
色んな人間を騙して来たんだから


此処は岩城(イワキ)、福島と宮城の微妙な場所まで来た。


何世紀生きたとしてもうちはまだまだ小狐。

こんなに術を使うのは久し振りでクタクタになって来た。


妖術が保てるか解らない



『ちょっと休もうかな』


木の下で寝そべりながら薄暗い空を眺めた。


そう言えば、岩泉家ってよく主人がお祓いに行っていた御家では?

主人は霊感が強い、と言うよりも妖術師に近い人で、よくお祓いもしに行ったりしてた。

しかも、そこに養子として行く事になっていたとは…


だから主人はああ言ってたんだね…


ちょっとした縁があるのかもしれない。



ガサガサ



『!!』



草むらが揺れると1人の青年が姿を現した



?「うわっ!、こんな所で何やってんだ?…てかお前…」


一瞬で分かった。


『ひ、日向ぼっこしてただけ…ハジメ…』


岩泉「何で俺の名前…分かんの?」




この人…凄い霊感の持ち主だ






『今日から養子として岩泉家に来る事になったA。君は…何をしてたの?』




ちょっと冷静に話したけど、内心すっごく
困惑してた

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作者名:月夜見 | 作成日時:2016年5月29日 18時

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