メロディー１９ ページ23
「はぁ・・・あぶなかった〜・・・」
なんとかギリギリ走り込めてよかったよ・・・
陸さんの爆弾のことが気になって常に陸さんを見張ってたからこその奇跡だね・・・
「神様ありがとう・・・！」
感動してると手首に若干痛みが走った
「いてて・・・手首捻ったかも・・・」
そう言った後に天くんが私の目の前に来て
天「・・・ちょっと来てくれる？」
と、声をかけた
「・・・・はい・・・？」
え、なに？なんで怒ってんのこの人
私は訳が分からないまま天くんについてって楽屋へ入った
天「・・・君さ、馬鹿なの？」
「一言目からそれ！？」
まさか一言目からそんなこと言われるとは思ってもいませんでした
天「あんな危険なことするなんて本当に馬鹿じゃないの？今回は助かったからよかったけど下手したら君も陸も下敷きになってたんだよ。もっと考えて行動してくれるかな」
その言葉に若干カチンと来た
「・・・別に助かったからよかったでしょ？それに、私は・・・私はもう幽霊なの。死んだりなんてないの。だから一か八かで陸さんを助けた。あの時自分の保身なんて考えてる暇なかったし」
天「たとえそうだとしても「じゃあ天くんは陸さんを失ってもよかったの？」
その言葉に天くんは目を見開いた
「私、あの時聞こえたよ。『陸』って叫ぶ天くんの声が。・・・たとえ今は兄弟じゃないとしても陸さんは大切な弟だよ。だから助けに行こうとした。そうでしょ？」
天くんは少し俯いて
天「・・・・ごめん。君に八つ当たりした」
「へ？」
天「さっき君に言われた言葉にムキになって意地張ってた。ごめん」
「さっきのって・・・」
それじゃあ、天くんはまだ陸さんのこと・・・
「まだ、弟だって思ってる・・・？」
天「・・・・思ってる」
その言葉を聞いて私は
「よかったーーー！！天くんが陸さんのこと弟だって思っててくれて！！なんか私まで嬉しいよ！」
天「・・・なんで君が喜んでるの」
「嬉しいものは嬉しいの！っていうか天くんもしかして照れてる？」
手のひらで覆われた天くんの頬は若干赤みがかっていた
「やっぱりー！天くんも照れるんだねー！」
天「・・・・うるさい。あんまり言うと怒るよ」
「すみませんでした」
だけど２人とも笑ってて笑顔だった
まだまだ陸さんへの疑問はあるけど焦らなくても大丈夫だよね？天くん
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夢雫(プロフ) - 來飛さん» 返信遅くなってしまいすみません！ありがとうございます！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2016年10月1日 19時) (
レス) id: 45c9c3c70a (このIDを非表示/違反報告)
來飛 - とても面白かったです！更新頑張ってください！！応援してます！ (2016年9月6日 8時) (レス) id: 1f9f56f521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢雫 | 作成日時：2016年6月18日 22時
