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「ん゛ん゛ッ……ッッ」
長く唇を合わせたあと口を話されたと思えば何かがニュルリと侵入して口内を動き回った。
気持ち悪くて苦しく私は抜け出そうとも後頭部をおさえている。
「は…ッ、はぁッッ」
「あッは…っ、あぁあッおいしいィッッ
ははァッッ、甘くて…最ッッ高ッ
もっと…もっと頂戴……っ」
そう言って松野先生はまた私の顔をつかむと唇を無理矢理に合わせてくる。
私は涙が溢れて頬を伝った、その瞬間松野先生は手に涙が触れたのか唇を離して涙がついた手を見つめるなり私の涙を見つめた。
「…おいしそ…」
「え?」
その瞬間私の頬に暖かい感触が伝わった。
「お〜いしっ、ふふ」
頬を舐めあげられたと気づくのはしばらくあとのことだった。
松野先生はニコニコと微笑んで私をまた抱き寄せる。
「松野先生、今すぐ職員室に______」
そんな放送が流れて松野先生は舌打ちをして私から離れた。
そして集めたノートを抱えては私の方に振り向く。
「他言はお仕置きな?
警察に言ったとしても絶対にお仕置きだから
何年後でも何10年後でも」
そう言ってニコリと微笑んで松野先生は教室を出ていく。
そんな背中を見つめながら私は震える体を抱きしめてしばらくその場で泣いていた。
「ただいま…」
玄関の扉を開けてはお母さんは私の様子に気がつくと「どうしたの?」と心配してくれた。
______他言はお仕置きな?______
「ううん、何でも…ないよ。」
何も言えないままそのまま学校を休めるはずもなく私は思い足取りで学校にへと向かう。
校門にいくことが毎日の楽しみだったはずの昨日、
だけど今は
「おはよ、葉柴」
とても怖い。
けれどこれは序章にすぎなかった。
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朱華(プロフ) - お、面白すぎる……!!応援してます!!これからも、頑張ってください! (2020年3月28日 23時) (レス) id: 14480c8e91 (このIDを非表示/違反報告)
ももまつ(全松girl)@低浮上気味(プロフ) - これはキャラヘイトですよね。キャラヘイトは違反で犯罪ですよ。フラグを立てたり、パスワード設定にしてください。 (2019年5月2日 12時) (レス) id: c97f3faa63 (このIDを非表示/違反報告)
つゆっぴー - 私おそ松推しで、今まで普通の恋愛などしか見ていませんでしたが、病んでれ初めて見てめちゃくちゃハマりました!おそ松の愛が嬉しくて、妄想半端なかったです!ありがとうございました! (2018年8月20日 1時) (レス) id: 502098e51a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - ハッピーエンドのもほしいです! (2017年8月29日 15時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モンちゃん - 最高な作品、ありがとうございます!! (2017年1月29日 0時) (レス) id: 9e3f92db11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maco. x他1人 | 作成日時:2016年11月6日 17時