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*
Ichimatsu __
実は出ていった時に俺はデカパン博士に薬を作ってもらうように頼んだ。
【特定の人を一生好きになる】というものを。
そして朝、その薬を取りに行った。
「出来たダス。」
「ヒヒ、ありがと」
「これは薬を飲んだ1分以内に初めに見た相手を一生好きになるダス。」
出ていこうとした時手首をつかまれた。
「待つダス。
使う時によく考えるダスよ？
相手の気持ちを……」
適当に「分かった」と言って俺は出ていった。
あー、俺はA以外の人にもたくさんの嘘をつく。
路地裏で使っても良かったけどまぁ泣き顔のAも好きだからと言うことで最後に反抗的なAを見て使った。
俺の好きなAの泣き顔とか絶望した顔を見られなくなるのはおしいことだけどAに好かれたい気持ちはやっぱりある。
だから遠慮なく使うよ。
相手の気持ち？
考えないよ
ごめん、クズで
俺ってここまでクズだったんだね
「一松兄さん…」
あ〜、幸せ
これが一生とか最高。
これからどうしてやろうか。
チョロ松兄さんにも見せつけたし
「まぁいいか、やりたいこと全部やろ」
帰ってきた時チョロ松兄さんはいなくてそのまま俺達はご飯を食べた。
Aは俺にベッタリ、その光景を見て１番おそ松兄さんが驚いている。
そして俺はおそ松兄さんに呼び出された。
「どういうことだ、一松」
「なに？」
「Aのことだよッ、おかしいだろｯｯ」
「…あぁ、チョロ松兄さんが好きなのにってやつ？」
そう言うとわかりやすく目を見開いたおそ松兄さん。
「でもね、おそ松兄さん。
過去は過去、今は俺が好きなの」
「…お前何かしただろ。」
「は？」
「アイツはチョロ松が今でも好きなんだよ…
前もちゃんと言ってた
なのに、あんなベタベタして人が変わったようなA
あんなの知らねぇ、俺らが知るAじゃねぇよ」
面倒くさいなぁ、もう。
ゴメンだけどAはずっとあのままだよ？
そのうち慣れるってあの光景に
「一松兄さん…？
何話してるの？」
「A…、何でもないよ行こっか」
そして俺は「じゃあ」と笑っておそ松兄さんに背を向けた。
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サクラ - ハッピーエンドがよかった(T_T) (2017年7月26日 13時) (
レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 最後の一松でゾクゾクした。。。！これからも更新頑張ってください！ (2016年10月2日 21時) (レス) id: d2ab1ea88e (このIDを非表示/違反報告)
** - なんか一松がいいのに、チョロ松が可哀想になってきた…(( よし、チョロ松見に行こ((← 結局全松好きだったわ← (2016年9月11日 18時) (レス) id: 8f750e5b99 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 完結おめで盗塁王！！ (2016年8月28日 15時) (レス) id: 80c812b5ce (このIDを非表示/違反報告)
らんど - あぁ…好きだな、作者さんこんなに素敵な作品を作ってくれてありがとう。 俺に生き甲斐をくれてありがとう。 (2016年8月28日 14時) (レス) id: 11d8f47b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月15日 18時
