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*
一松兄さんにあんなことを言われてから私は一松兄さんを見れなくなった。
けれど夕飯の時は私の隣に座る一松兄さん。
おでんの時ならまだ離れれたのに
そして夕飯の時一松兄さんは黙って私の隣に座った。
「いた、だきます…」
そしてはしをつかんだ時だった。
太ももに感じる感触。
「…っ」
その手は一松兄さんのもので私と目が合うとニヤリと笑って人差し指を口につけている。
そして一松兄さんは視線をご飯の方へと逸らした。
「…A、食べないの？」
「た、たべる…っ！」
一松兄さんのせいで食べれないのに一松兄さんは面白がってそう言った。
でもそのいやらしく触る手、感じたことのない感覚
「…っ…ｯｯ」
やめて…、やめてやめて
でももし私がみんなに助けを求めたら私は一松兄さんに…
いやだ、そんなの
耐えなきゃ
「A顔赤くない？
大丈夫？」
そう声をかけてくれたのはチョロ松兄さんでこっちに来てくれる。
一松兄さんは小さく舌打ちをするとその手を離した。
そしてチョロ松兄さんの手が私の額に触れる。
「…うん、あついね。
母さんに頼んでおかゆ作ってもらおう。
みんな、ちょっと僕Aを部屋に運ぶから」
私の体はチョロ松兄さんの手によって浮いた。
私はいわゆるお姫様抱っこをされていることが分かると顔がより熱くなる。
「よし、行こ」
「わた、し…歩け……」
「もう、いいから」
「僕だって男だから力あるし」とかっこいいセリフ。
私は黙ってチョロ松兄さんに運ばれた。
「ありがと、チョロ松兄さん」
「いいよ、じゃあ僕は戻るから」
そしてチョロ松兄さんは立ち上がり扉の前に立つとそのまま動かなかった。
あれ？と思って私は「どうしたの？」と聞くとチョロ松兄さんは黙って振り返る。
「……、やっぱりだめだ」
そう言ってチョロ松兄さんは私にキスをした。
「…え？」
「僕は…」
.
.
ずっとAのことが好きだ______
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サクラ - ハッピーエンドがよかった(T_T) (2017年7月26日 13時) (
レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 最後の一松でゾクゾクした。。。！これからも更新頑張ってください！ (2016年10月2日 21時) (レス) id: d2ab1ea88e (このIDを非表示/違反報告)
** - なんか一松がいいのに、チョロ松が可哀想になってきた…(( よし、チョロ松見に行こ((← 結局全松好きだったわ← (2016年9月11日 18時) (レス) id: 8f750e5b99 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 完結おめで盗塁王！！ (2016年8月28日 15時) (レス) id: 80c812b5ce (このIDを非表示/違反報告)
らんど - あぁ…好きだな、作者さんこんなに素敵な作品を作ってくれてありがとう。 俺に生き甲斐をくれてありがとう。 (2016年8月28日 14時) (レス) id: 11d8f47b36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：maco.
x他1人 | 作成日時：2016年8月15日 18時
