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「いやだ…っやだ…Aに好かれないなんて…ッこんな奴に奪われるなんて…ッこんな奴よりも下だなんて…っはっ…はぁ…はぁッやだ…やだやだやだ……ッ」
「お、おそまつさ…っ落ち着いて……ッ」
「いやだ…Aは俺のもの…っ…俺しか愛しちゃだめ…ッ俺だけが…っ…おれ…がぁあ」
おそ松さんは狂ったように何度も何度もそんなことを言って頭を抱える。
そして手から落ちた銃に反応してその銃を両手でおそ松さんは掴んだ。
「ちがう…こいつは俺のもの。
だれの…ものでもない……俺だけの」
「お…ま…つさ…っ」
おそ松さんは私に銃を向けていた。
けれどチョロ松は生きるとなればいいのかもしれない。
「…っ」
私は目をつぶり覚悟を決めた。
「ばいばい…ばいばい……
A
ばいばい…ふふっ…愛してるよぉ」
バンッ______
______
「チョロ松兄さんッッ…大丈夫?!」
「…ここは?」
「家、まぁ大した傷でもなかったし頼めば手当してくれた。」
「A…はっ、あと…おそ松兄さん…」
トド松くんはそのことに何も応えようとしなかった。
私はその光景を見ながら服をぎゅっと握る。
「私ならいるよ」
「A…っ?
じゃあ…うったのって」
______
「自分だよ。」
あなたはなんのために死んだのだろう?
それは誰にもわからない。
なぜ死んだのか、なぜそこまでしたのか。
どうしてその答えにたどり着いたのか。
好かれるわけのないことをしてあんなことを言った彼を今でも理解ができなかった。
それから私はチョロ松と結婚を果たし今ではマフィアの嫁として暮らしている。
「ねぇ、チョロ松ってさ…最近変じゃない?」
その誰かの声で私はチョロ松を見つけるなり彼にいきなりのキスをされた。
「あは…っ…やっと…やぁっと会えた…
ねぇ?チョロ松のこと好きなんでしょ?
じゃあ今の
私は本当にあなたが分からない。
ねぇこのチョロ松はだれ?
おそ松さん、あなたなの?
どうしてそうなった?
私にはあなたがわからない。
そして私はこれからも歪愛を貰うことになる。
Fin.
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makaron - 私は貴方の作品のおかげで生きれていたのに… (2018年10月17日 22時) (レス) id: c496dff9b7 (このIDを非表示/違反報告)
makaron - maco様の作品は神です…。お願いします戻って来てぇぇぇ!。:゜(;´∩`;)゜:。 (2018年10月17日 22時) (レス) id: c496dff9b7 (このIDを非表示/違反報告)
つゆっぴー - 最後、おそ松かチョロ松かどっちかとても気になります!私的にはおそ松推しなのでおそ松がいいなぁー。やっぱりヤンデレ面白いです! (2018年8月20日 2時) (レス) id: 502098e51a (このIDを非表示/違反報告)
Y.t 1151(プロフ) - 辞めるんですか!?ヤンデレが一番好きで、maco.さんの作品はすごく好みで大好きでした!!最後に、素晴らしい作品が見れてとても嬉しかったです!!ありがとうございました!! (2017年9月17日 23時) (レス) id: 9a06f212fd (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 辞めないでください!(´;ω;`)えっ最後のはどっちなの!?おそ松!?チョロ松!? (2017年8月29日 17時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:maco. x他1人 | 作成日時:2016年12月10日 18時