3話 ページ4
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??「失礼だな!誰が無職だ!ちゃんと働いてますゥゥ!仕事が来ないだけですゥゥ!!」
男は私の言葉を聞いていきなり怒り出した。
無職と言われて怒るのは仕方ないかもしれないが、その男の怒り方が本気と書いてガチだったので、少し驚いた
私地雷踏んだ?無職って言葉に敏感すぎじゃない?
それより、
「仕事が来ないってどういうこと?」
私は男の地雷よりもそっちの方が気になった。
男はやや不貞腐れながらも答えてくれた
??「俺は万事屋っていう頼まれればなんでもやるっつう仕事してんだ」
「へぇーつまり依頼がこないからお金が入らないと。」
??「まァそういうこった」
男は図星をつかれてちょっと悔しそうな顔をしたが、否定はしなかった
「そんな仕事よくやろうと思ったね」
??「まァ他にやることがなかったからな。そうだガキ、お前名前は?」
「A。旦那は?」
銀時「俺ァ坂田銀時だ。さっきも言ったが万事屋やってる。お前、なんか困ってることねェか?」
「んー今は特にないけど...あ、そうだ」
アレを一緒に探してもらおう
銀時「なんか困ってることあんのか?」
「うん、ちょっとね!捜し物してるんだけどさ、この依頼受けてくれる?お金なら払うよ」
お金という言葉を聞いた瞬間、旦那の目がギラついた気がした。そんなにお金に困ってるのか
銀時「わかった。その捜し物とやら、この万事屋銀さんが探してやらァ。だが今日はもう遅ェ。明日聞くってことでいいか?」
私達が団子を食べ、話し込んでいるうちにとっくに日は沈んで街の灯りが眩しい夜となっていた
見るからに未成年というなりをしている私を気遣ってか、家に帰そうとしているようだ。
「わかった。じゃあ明日万事屋に行くね」
銀時「あァ、じゃあな」
そういって私達はそれぞれの家に帰り、いつもより少し楽しかった一日が終わった
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作者名:千春 | 作成日時:2019年8月15日 20時