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あまりの綺麗さに息を呑む
意識が瞳に吸い込まれていく
精気が吸い取られていくかのように瞳を見ることをやめられない
そんな中、再度蝉の鳴き声が森に響き渡る
気持ち悪いその音に顔を顰め、瞳に向いていた意識が無理やり元に戻される
しかしそんな騒がしさも束の間、彼がこちらに向けていた顔を勢いよく後ろに向けると森はまた静けさを取り戻した。
「ごめんなぁ、騒がしくて」
ただの自然現象の筈なのに、彼はまるでそれが自分のせいで起きたかのような口ぶりで困ったように眉を下げて私に謝る
何故謝るのか言及しようとしたが、聞くなと言わんばかりにこちらを見て微笑む彼からの圧を感じて何も言えなかった
「そういえば自己紹介してなかったよな！
俺の名前はシャオロン、お姉さんは？」
私が黙り込むと間髪入れずにそう質問してくる彼
いくら助けてくれたとはいえ、どこか怪しい雰囲気漂う彼に名前を教えるか否か迷う
「私は、」
「バカA！！」
どうするか迷っていると前方から何処か懐かしい、いつもより大きな声が私の名前を呼ぶ
そちらを見ると肩を上下させながら顔を真っ赤にした友人が居た。
「バカ！！本当にバカ！！
どれだけ探したと思ってるの！？なんでこんな所にいるの！？」
「探したって、それはこっちのセリフなんだけど！」
「Aが居なくなった癖に何言ってる訳！？
いくら整備されてる森だからって、こんなに道を外れた場所ならそこらの森と一緒だよ！」
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あけちのマルタ???(プロフ) - なんこれめっちゃおもろいやん、最高だぁ！不気味な感じがまた良い！ (7月25日 7時) (
レス) @page7 id: 6422253908 (このIDを非表示/違反報告)
このやろう(プロフ) - そなさん» そう言って頂けてとても嬉しいです…！クトゥ|レフを意識して書いているので不気味さがしっかり伝わっているようで安心しました…稚拙で遅筆ではありますが私なりに頑張りますので楽しみにしていてください！ (6月4日 1時) (レス) id: 2f1b93d8c8 (このIDを非表示/違反報告)
そな(プロフ) - 不気味な感じがなんだかすてきです。好きです、更新楽しみにしてます！ (6月3日 22時) (レス) @page3 id: 8240083825 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：このやろう | 作成日時：2023年5月31日 16時
