ノリ ページ21
私も水着に着替えてプールに足だけ浸かっていると、シルクが来た。
貴｢あ、シルク…
これ見て、みんなが遊んでるところ動画と写真でいっぱい撮ったよ。｣
必死に明るく振舞おうとするけど、どうしても視線はシルクの唇にいってしまう。
(わ、私ほんとにキスしたのかな？
もしかして気のせい？思い違い？)
1人でもんもんと考えているうちに、シルクがすぐ隣に来ていて、おもむろに上着を脱ぎ出した。
貴｢ど、どうしたの…？｣
ふわっとそれを着せられて、シルクが海パンだけになり、目のやり場に困る。
シ｢着とけ。
そんなに肌見せてたら変な虫が寄ってくるだろ｣
…？
シルクの言ってる意味がよく分からなかったけど、とにかく私はそれどころじゃなかった。
上着は当然ながらシルクの匂いがするし、
それだけでも顔が赤くなるのに
目の前のシルクはというと上裸で筋肉が見えて、私の顔は噴火前の火山のように熱い。
シ｢この前は…ごめん｣
貴｢この前、って…｣
シ｢キスした事。｣
貴｢っ！｣
自分でも息を呑むのがわかった。
なんで、そんな顔で謝るの…。
切ない顔をしているシルクは、私と目も合わせようとしない。
シ｢ノリで……あんな事するんじゃ、なかった。｣
その言葉に、私は全身から血の気が引いていくのを感じた。
貴｢ノ、リ？｣
シ｢ほんとごめん。｣
絶句とはまさにこの事だろうか。
何か言いたいのに何も言葉が出てこない。
シ｢A？｣
貴｢あ…ごめ、、私っ、帰る。｣
その場にいれなくなって、私は逃げるように帰った。
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たくあん - うわぁぁああぁぁ...!マサイが切ないよぉお！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 3a6807fdc3 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あきな(プロフ) - 久しぶりにもう一回読んだらマサイの行動と言語に泣けた… (2018年5月3日 16時) (レス) id: 8503443389 (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - とびウオさん» いえいえ！いつも読んでいただいてありがとうございます！(*＾-＾*) (2017年8月18日 22時) (レス) id: 12eb713b54 (このIDを非表示/違反報告)
とびウオ(プロフ) - 楓さん» リクエスト書いてくれて、ありがとうございます！ これからも頑張って下さい！ (2017年8月18日 13時) (レス) id: 3620af0bca (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - カノーんさん» おっけーです！わざわざリクエストありがとうございます！´ω`* (2017年8月18日 11時) (レス) id: 12eb713b54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえで | 作成日時：2017年6月25日 2時
