無 口 柱 の 狂 人 さ ん【鬼滅の刃】

抉る ページ10

Aside



今日も私は狂っている




そう言われる







鬼「あぁ…や、やめっ」





『ねぇ、なんでぇ？こわい？』






ほじくり出した目ん玉を手で転がす





それを手で握りつぶし





その手についた液をそいつの顔にべったり塗る






『ばいばい』





そいつの頸を飛ばす







『……こわいのかな。わたし』




自分でもわからない。



自分は狂っているのか。




『わかんないんだよね。』







童磨side



なんだかいい匂いがした



女の子の匂い



その方向に向かうと



小さい女の子が刀を振るってきた




童磨「おっと、危ないなぁ」




『じょーげん。ころす』




童磨「殺すだなんて縁起悪いなぁ」




『うるさい。おまえはおもしろくない』





童磨「俺は神様だよ？面白くない訳ないだろう？」





『おまえは鬼だ。そんざいがおもしろくない』





童磨「へぇ……言ってくれるね」





『"狂の呼吸 弐の型 狂咲"』








俺はその子の刀を避けられなかった




酷く怖かった




あの子の存在が。






童磨「美味しそう……」




『たべるな！これでもくえ！』





そう言うとその子は目ん玉を取り出した





童磨「うわっ！な、なんだこれ…」





『鬼のひだりめ。あげる。いらないから』





童磨「ふふっ、狂ってるね」







『だって。






　私は狂柱だもん。




　狂ってんだよ




　何が悪い？』





っ、




瞳孔が開き



首を傾げ、刀を舐める彼女は






まるで狂人








童磨「ふ、ふふっ…きみ面白いねぇ」




『殺す、今に見てろ』



──────────────────
《大正コソコソ噂話》



夢主ちゃん目線の時は




ちゃんと漢字を使います




読みづらいと思ったのでw




　
あと、さっき夢主ちゃんの口調が変わったのは



夢主ちゃんは二重人格だからです。



"狂っている"



そう呼ばれている時は



裏の人格が出ているからです



夢主ちゃんの主な人格はいつもの



舌っ足らずな拙い喋り方の子です

追加設定→←継子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す