鬼滅の刃に百合の花を咲かせましょう

初恋【甘露寺蜜璃】 ページ2

甘露寺side



わたしは恋柱




誰よりも胸をときめかせる




伊黒さんや冨岡さん、不死川さんにも




もちろんキュンキュンする




でも、あの子は違う



ときめく、と言うより




キューと胸が締め付けられる感じがする





視界に入れただけで




話をするだけで





胸が痛くなる









．




．




胡蝶「…それは恋ですね」




甘露寺「え？！」




胡蝶「甘露寺さんは、Aさんに


　 恋をしてるんですよ♪」




甘露寺「わ、私がAちゃんに恋…？」





しのぶちゃんにそう言われ




更に胸が締め付けられる






しのぶ「意外ですね、甘露寺さんが

　

　 Aさんを好きだなんて」





甘露寺「お、女の子同士なのに…驚かないの？」





しのぶ「恋愛に性別は関係ありませんからね



　 応援しますよ」




甘露寺「あ、ありがとう！」




わたしは蝶屋敷を飛び出した




この行き場のない



胸の苦しさを解き放ちたかった




多分、Aちゃんにこの気持ちを伝えたら




この苦しさは無くなるのかな？







甘露寺「っ、Aちゃん！！」





『あ、蜜璃さん』





甘露寺「っ……あ、あのさ




　 Aちゃんは好きな人いるの？」




『えっ？！///……い、いないことはないですけど』




この返答を聞いて



また心臓が痛くなる




甘露寺「わ、わたしは！！





　

　 Aちゃんが好き！！大好き！！



　

　 Aちゃんを思うと、胸が苦しいの




　 これって恋だって知って




　 直ぐにAちゃんにこの気持ちを


　 伝えたかった！




　 绹Aさん！



　 わ、わたしと




　 お付き合いしてください！！」





言いたいことは全部言った




もう振られても悔いはないわ





頭を下げて、右手を差し出す






すると、わたしの右手が温もりに包まれる






『よ、よろしく…お願いします////』




甘露寺「え。い、いいの？」




『私も…蜜璃さんのことすきだし…////」




甘露寺「や、やった！！」




『フフっ、蜜璃さん子供みたい』




甘露寺「むぅ、わたしからしたら



　 Aちゃんの方がよっぽど子供だよ？」




そんな掛け合いをしていて




心の締め付けは無くなってた






甘露寺「フフっ、Aちゃん



　 大好き！」




『わ、わたしも…大好きです////」



end…

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