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17��嫌いにならないで ページ18
「ちょちょ、田中くん…！」
田中くんに腕を引かれて来たのはあの中庭
そう、私はここて田中くんに嘘の告白をされた
私が声をかけると田中くんは立ち止まりそして振り返ると私を抱きしめた
「っ、田中くんっ」
「…ごめん。Aちゃんのことなんも考えないであんなことして」
先程とは打って変わって、弱々しい声で話す田中くん
「最初は遊び感覚でAちゃんと付き合ってたんだ。どうせすぐ飽きると思ってた。でも、Aちゃんと過ごす時間が多くなってく内に俺が知らなかったAちゃんの一面が見れて…気づいたら本当に好きになってた」
「散々酷いことしておいて今更かもしれないけど…お願い…お願いだから」
俺の事嫌いにならないで
彼は私の耳元で小さく訴えた
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作成日時：2020年10月29日 18時
