言い訳を言う時って大体早口になるよね ページ9
銀｢おーい｣
旦那に声を掛けられてまた意識が戻る。
｢…すまない。少し考え事をしてただけだ。白夜叉だからって、今の旦那を見る限り悪行なんざしてねー事くらい分かるさ。だから捕まえやしない。
あいつらじゃあるまいし…その蝦夷のゆらリっつー旅館について調べてるんだ。内容は言えないが…
でも、旦那が知ってるなら良かった。丁度知りたいのが攘夷戦争時代の時なんだ。ネットよりかはちゃんとした情報だ。｣
それらしい理由をつらつらと述べる。でも旦那は
銀｢良いのか？真選組の事は？｣
僕の居場所について心配してくれているようだ。でも今よりも過去がどうしようもなく気になっていた。
それに信じたくない情報も出回っていたので違うといち早く確かめたかった。
銀｢そうか。なら…＿＿＿＿｣
■□■
血生臭いそんな時代。強いものだけが生き残り、弱い者が消えていく弱肉強食だった。
周りを見れば沢山の屍があった。
高｢行くぞ。銀時。｣
銀｢おう｣
初めて戦場で戦って思ったことは何も無かった。ただ一つ、大切な物を護りたかった。ただそれだけだったから。
銀｢にしても、鉄くせぇな。とっとと風呂入っちまおうぜ。｣
桂｢そう焦るな。もう旅館に着くから。｣
その日の戦が終わり、これから潜伏する筈だった宿に帰宅していた。が、
旅｢すみません…幕府から…｣
銀｢は！？泊まれなくなった！？どーすんだよ！！ただでさえむさい男しかいねェのにその上血生臭ェって！！｣
高｢うるせー。ギャーギャー喚くな。｣
桂｢とりあえず…他の宿を｣
｢もしかして攘夷志士の方々ですか？｣
くるっと後ろを振り向くと片足無い男が眉を八の字にしながらニコニコと話しかけてきた。
桂｢ああ。つかぬ事を聞くが、この近くに宿は…？｣
ヅラが何食わぬ顔で尋ねると男はシーっ！？と驚いたように言っていた。
｢実は…幕府からのご命令でその…攘夷志士共を匿うなと…だからこの辺一帯はもう無理かと…ですが｣
誘い文句に乗ってしまったら騙されてた→←すれ違いほど気まづくなるものはない
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叶優(プロフ) - すみません！手違いでイラストが反映されていませんでした。イラストが見れるようになったのでぜひ見てください。 (2019年6月18日 23時) (
レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
はかたのォしお！！ - 更新頑張ってぇぇぇぇ (2019年6月15日 14時) (レス) id: ec73fc1a8a (このIDを非表示/違反報告)
叶優(プロフ) - クミコさんさん» ありがとう。…いやでもなぜこんな事になってるんだ… (2019年6月3日 21時) (レス) id: 03562ee42c (このIDを非表示/違反報告)
クミコさん - 初コメ失礼しやーす！この作品、面白くて好きです！更新楽しみにしてます！ (2019年6月1日 17時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：叶優 | 作成日時：2019年5月30日 18時
