18話 ページ28
no-side
彩「行っちゃったね」
小「……」
若「小塚、その、どーすんだ?」
上「最後にあんなんで行けるAも凄いと思うけどな」
黒「上杉センセ?そんな事言わない」
彩「Aは本当に小塚君が好きだった。
……だから、…小塚君、返事してあげて、?」
「って、私が言うのもなんだけどね」とアーヤが付け足す。
小塚は一時黙っていたが、一時してやっと口を開いた
小「返事、……するよ、」
それだけ残して、彼はスマホを片手に走っていった
彩「小塚君、…頑張って」
若「なんか頭が追いつかねぇ」
黒「これはどんな結果が出るのかな」
上「とにかく、もうここから離れようぜ?」
彩「ん、そうだね」
そして4人も後を追うように消えていった
《小塚side》
空港に呼び出されて引っ越すと言われたのは正直驚きよりショックが勝っていた。
なんせ、好きな子がアメリカに行っちゃうんだもの。
そんなことを考えていると、僕に話が振られた
内容は色んなことだったけど、最後に確かに好き、と言ってくれた。
こんな僕を?
彼女が??
信じられなかった。
信じたかった、でも、戸惑ってしまった
彼女が僕を好き?
そんなこと、有り得るのだろうか
そして彼女はアメリカに行ってしまった
僕は返事をする。
4人の元から去り、急いで電話ができる場所へと向かった
「ツー、ツー、ッ、
お掛けになった電話番号は今使われていないか、
電波の届かない場所にあります。
もう一度おかけください」
何度もこの声を聞いた。
電話が繋がらない
電源を切ってるの?
飛行機内だから?
それとも……、
僕に振られるのが怖くてわざと電源を切ってるの?
『………どうしよ、…』
つぶやきは消えた。
僕は電話を諦め、メールを送った
文字を打つだけなのに、恥ずかしさがあった
なんせ、告白の返事なのだから。
「A、今はもうアメリカ?それとも飛行機?
僕はまだ空港。
さっき言ってくれた言葉が頭から離れないんだ。
どから、電話かけたけど繋がらないからさ、
返事はメールで伝えるね。
僕、好きな子がいるんだ
最近塾で会った子で、賑やかで面白くて可愛い子。
だからね、告白してくれて嬉しかった。
それも本当に、とても。
僕も好きだよ、A。
こんな形での返事でごめんね?」
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はろーきてぃ様。 - 原作と同じくらいこれ好き。(原作ファン) (2022年4月25日 2時) (レス) @page2 id: 278a10c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - あなた天才ですか~ (2021年7月22日 15時) (レス) id: 9c262f26ff (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 面白かったです!恋してる夢主ちゃんと小塚君、可愛かったです!!! (2021年2月8日 6時) (レス) id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
飴(プロフ) - 馬龍さん» そうですね!恋しちゃいましたね〜 (2020年8月12日 10時) (レス) id: 2eacc9981a (このIDを非表示/違反報告)
馬龍(プロフ) - バッチリ恋してますね!青春してますね!!可愛いですね!!! (2020年8月12日 9時) (レス) id: a1a15f7575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴 x他1人 | 作成日時:2020年8月1日 17時