前世は柱、今世はアイドル

参VS弐 ページ8

壱話であったとうり、無一郎君とAさんが有一郎に会いに行ったときのお話です
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『今から、行こう！隣！』

無「そうだね、行こうか」

無一郎君のお兄さんに会うため、隣のクラスに向かう

…クラスのみんなはやはり着いてくるみたい

銀杏組の教室のドアを開ける

ｶﾞﾗﾗ

「え！？嘘！？何で！？HaSiRaの２人！」

銀杏組の人達もやはり騒ぎ始める

無「うーん…と」

無一郎君はお兄さんを探してるみたい

私はみたことがないからどこに居るのかわからない

※夢主ちゃんは双子の兄ということを知りません※

無「あれ？居ない…？…あ、いや。居た」

『居たの？』

無「うん。お〜い、兄さん！」

？「ﾋﾞｸｯ」

肩を跳ねらせて出てきたのは紛れもない無一郎君と瓜二つの人だった

？「何だよ」

あ、でも口調が全く違う…

無「Aが兄さんに会いたいって言ってたから、来た」

？「はぁ？家に来たら会えるだろ。教室まで来てびっくりしたわ」

わぁ、口調が本当に来て違う…

喋り方が男の子らしくてかっこいい

無「ごめんごめん。あ、A。この人が僕の双子の兄の有一郎。分かった？」

『うん、双子の兄の…双子！？』

有「だったら何だよ」

無「あれ？言わなかった？僕達、双子なんだよ？」

有「はぁ？無一郎、言っておけよ！そりゃ、驚かれるわ！」

無「ごめんって！」

『聞いてないよ…だから瓜二つなんだね…似てるんだね…いや、もう同じか…？』

「Aちゃん！可愛い〜！！」

ギャラリーがそう叫ぶ

有一郎君はびっくりしている

無「じゃあ、もう会えたし、これで良い？」

『え、あ、うん』

有「は！？俺のクラスまで来といてすぐ帰るのかよ！俺、ただ会わされただけじゃねぇか！」

『うーん、じゃあ！有一郎君は何か得意なものある！？』

有「はぁ？得意なもの…物じゃないけど…料理…とかか？」

無「そうだね、兄さん料理上手だし」

有「無一郎が何も出来ないから俺がやってたら自然と出来るようになってたんだよ！お前も何か出来るようになれよ！」

無「僕は歌とダンスは自信あるもん」

有「だろうな！アイドルだもんな！で？料理が何の関係があるんだよ」

『じゃあ、今度有一郎君の料理食べてみたいなぁ！』

「え！？Aちゃんが有一郎君の料理を！？おい、有一郎変われや！」

「えー、ずるい！」

有「あんまり騒ぐんじゃねぇ！それと…料理食べたいなら無一郎に案内してもらえ。いくらでも作ってやるから」

『本当！？今度食べに行くね！』

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