前世は柱、今世はアイドル

弐拾壱 ページ29

母「あら、メンバーとのメールかしら？」


『そうだよ』


父「メンバーってことは…無一郎君は…？」


『…？居るけど？』


父「嫁には渡さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！」


『私、明日も学校ってこと知ってるよね？ちょいと煩い。あと、私寝るからね。静かにしないと今後一切口聞かないからね？』


母「もう寝るの？おやすみなさい」


『うん、おやすみ』


私は部屋に戻り、すぐに爆睡した←


〜次の日〜


ピリリリピリリリ


母「起きないと遅刻しちゃうわよ」


うーん、起きる〜


私は起きて、朝ごはんを食べ、家を出た


作《適当すぎてすみません。力尽きてきた…》


鬼滅学園に向かっていると、やっぱり皆んなの目線でいっぱい


「きゃー！A様よ！」


A様って何？


私、そんなに偉い存在なの？


「おはようございますぅうううう！」


『…！おはよう。遅刻しちゃったらダメだからね、急ごっか？』ﾆｺｯ


「キャーーー！笑い顔も素敵ぃぃぃぃぃ」


し「あ、Aさん。おはようございます」


『しのぶちゃん。おはよう』


それから私はしのぶちゃんと登校し、周りの目線が本当に痛かったことは秘密←


し「では私こっちですので。またお昼会いましょう」


『そうだね、またお昼！』


実は私達、お昼は屋上で集まってメンバーでご飯を食べている


これはメンバーが決めた事で、屋上に人がよく集まってくる


食べている時とかに私達は手を振ったりするけど、視線が痛い←


てことで、私は靴箱に向かった


靴箱に着くと、見覚えのある後ろ姿が。


これは…どっち？


『…有一郎？』


有「ﾋﾞｸｯ…あぁ、Aか。てか、今呼び捨て…」


『あー、どっちか分からなかったから呼び捨てで呼んだだけだよ。クラス違うけど、教室まで一緒に行こ？有一郎君』


有「俺は良いけど…大丈夫か？」


『何が？』


有「ファンの視線。お前、アイドルなんだから自覚持てよ？」


『大丈夫でしょ。有一郎君をいじめた人は校長先生に言いつけるから！』


有「怖っ」


『まぁ、良いでしょ？だって校長先生、私が所属してる事務所の社長でもあるんだもん』


有「…は？」


『ん？どうかした？』


有「え、今…」


『あぁ。校長先生は一応社長だけど、主な仕事はこっち。重要な仕事の時だけ、事務所にいる感じなんだよ。有一郎君は気にしなくても大丈夫！秘密にしててね？』


有「わかった。…遅刻する。急いで歩け」


『はいはーい！』


んもう！有一郎君ったら、ツンデレなんだから☆←

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