転生先は吸血鬼のいる世界【SERVAMP】 (ページ17)

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椿＿５ページ17

吸血鬼も私も、昨日そこにはいなくて
無理やり辻褄が合わされている。

今思えば､､､
街中であれだけ暴れたし、私の異能も使ったのに
"誰も居なかった"､､､

うーん､､､どういうことだろう？
意味が分からないなぁ、シンプルじゃない､､､面倒臭い､､､

「ボソ)ちょっとォ〜〜狭いよォ〜〜」

クロ「ボソ)うるせーな暴れんなよ､､､」

「ボソ)ねェ〜お腹空いたァ〜」

クロ「ボソ)めんどくせー奴だなー､､､」

バッグの中からクロと人形の声が。

先生「おい誰だ喋ってる奴ー､､､」

シンと静まり返る中、
私のバッグからはまだ声が。

当然皆の視線が私に集まる。

「どけよォ〜〜」

クロ「に"ゃ〜〜」

､､､(-＿-)

バッグをとり開ける。

案の定クロと昨日の人形が。

貴「ボソッ)お前ら後で拳骨な^^」

クロ「;;;;;;;;」

「;;;;;;;;」

今頃静かになっても遅いよ？二人共。

貴「先生、とても頭が痛いんで早退しまーす！」

先生「えっちょっ､､､城田！？」

虎雪「､､､A､､､なんか変だね？」

龍征「ストレスか､､､？お前が原因じゃねーの？桜哉」

桜哉「え、オレ！？」

＿＿＿＿

学校を出て家へと向かう。

貴「､､､あのさ、なんでこれバッグに入ってるの､､､;;」

「お腹空いたァ〜〜血飲みたいよォ〜〜ねェちょっとだけ〜」

ちょっとならいいけど､､､

貴「ちょっとならいいよ？」

「わーいやったァ！！Aちゃん大好きー★」

名前を言った覚えはないんだけど､､､

妙に懐かれちゃった？？

貴「ん」

指を噛んで血を人形にあげた。

「Aちゃんってェ〜容姿も性格も良いうえに
血も美味しいんだねェ〜〜」

貴「褒めても何も出ないよ？､､､そういえば君って名前あるの？」

「あるよォ〜？教えて無かったっけ〜？？
ボクはべルキア！」

貴「よろしくべルキア」

べル「宜しくゥ〜」

「ねぇあの子､､､」

「縫いぐるみと喋ってる､､､」くすくす

あ､､､

無言でべルキアをバッグに入れる。

ベル「あ〜〜〜何すんだよォ〜〜;;;」

私はクスクス笑っているお姉さん方の方を向き、

貴「､､､^^*」

ニコッと微笑んだ。

「あらやだ///」

「女の子なのにカッコイイ///」

チョロいなぁ←←

クロ「お前って罪な奴だな､､､;;」

べル「凄ォい！それ今度ボクに教えてェ〜〜！」←

貴「いいよ」←

クロ「お前ら､､､;;」