第１６話 ページ19
『あら、鬱先生から聞いているのかと思ったわ。
まぁ簡単な事よ。
私の仕事柄、今回みたいに自分の身体を餌にする事は良くあるの。
今までだって、何人も夜の相手をしたわ。
そんな仕事をしていれば、感覚も感情もただの足枷なのよ。
だから私は今の自分を望んだだけ。』
そう説明をすれば、２人とも黙り込んでしまう。
『他に聞きたい事はある？
ないなら、今は用事があるからそっちの方に専念しても良いかしら？』
すると、２人は目を合わせてなにやら意思疎通のようなものをする。
オス「…なぁ……A……。
もうちょっと待ってな…。
まだ皆んな気持ちの整理ついとらんだけなんや…。
皆んな根はいい奴やし…。」
『何を待つのかしら？
別に、貴方達が私を仲間と思わなくても勝手にそう考えてるから気にしなくていいわ。
貴方達には感情があるから心も疲れるでしょう？
無理はしなくていいのよ。』
オス「………」
トン「……ほなお暇するな。」
そう言って書記長は外交官を連れて、私の部屋から出て行った。
『……』
私は再び報告書の記入に専念するのだった。
次の日、出来た報告書を総統に直接提出しに、私は総統室に居た。
グル「…確かに預かった。
後で目を通しておく。」
『えぇ、分かったわ。』
私は、総統が机の端に報告書を置いた事を確認して、その部屋を出ようとした。
グル「A。」
『あら？
まだ何か用があったのかしら？』
グル「あぁ、まぁな。
お前にとっては突然の話になるが、近々我々はとあるパーティーに誘われている。
お前も来るといい。」
『パーティー…？』
どうして私が？
グル「これからも、お前には暗殺などを頼むつもりだが、表向きではオスマンの補佐をしてもらう事になった。」
補佐…ね…。
『外交官の補佐ね。
分かったわ。
でも、私なんかが行っても良いの？』
最初は不思議な顔を見せたものの私の質問の意図を理解したのか言葉を続けた。
グル「他の奴の事はそれほど気にかける物ではないと思うゾ。
お前の思っている以上に彼奴らはお前を受け入れている。」
『そういうものなのかしら…？』
よく分からない。
グル「それと、そのオスマンの補佐の位置。
そこには以前別の者がついていた。」
その言葉でふと思い出す。
そういえば、私が殺したルナって幹部。
あの子は外交官補佐だった気がするわ…。
でも…
『それが、私となんの関係があるのかしら？』
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向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 何卒、よろしくお願い致します！m(_ _)m (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 黒兎さん» 黒兎様、ご報告ありがとうございます！また、返信が遅れてしまい申し訳ありません！【設定した名前（省略】というのに致しましては、目次の1番下の設定にて変更する事が出来ます！こちらの説明がかなり拙いため、解決しない場合他にご不明な点があれば再びご連絡下さい (2021年4月9日 1時) (レス) id: 147319149f (このIDを非表示/違反報告)
黒兎 - すみません！ 第11話にミスがありましたのでご報告させて頂きました。夢主の名前が、【設定した名前の最初2文字】になってます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 80b7b02781 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 雪餅さん» 雪餅様、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！続編の件も了解です！ (2019年8月31日 0時) (レス) id: 6b871adc31 (このIDを非表示/違反報告)
雪餅 - コメント失礼します！とても面白かったです！！もしよければ続編もみたいです！ (2019年8月30日 7時) (レス) id: 6af2d97fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 x他1人 | 作成日時：2019年6月26日 0時
