俺は明日、昨日のキミとデートする (ページ45)

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４５☆ ページ45

みつがアパートに遊びに来た

あ「どうもはじめまして

福寿Aです」

座ってるキミがにこやかに挨拶する

み「北山宏光です」

あ「幼なじみなんですよね？」

み「幼稚園入る前から」

あ「すごい」

それから、キミの用意してくれたお茶を囲む

あ「北山さんが、彼にいろいろ

アドバイスしてくれたんですよね？」

み「そう、いやもうなんて言うか

こいつヘタレでしょ？」

みつがいつものノリでいじってくる

み「‘‘どうしたらいい？どうしたらいい？’’

ってチワワみたいに震えてて」

あ「そうだったんですか」

キミは興味津々だ

み「最初のデート誘うときも

スマホ持つ手がぶっるぶる震えてて」

あ「えっ！北山さんいたんですか!？」

み「俺の部屋だよ、俺が電話しろって

で、傑作なのが

こいつ話すこととかメモs…」

「い、いいだろ！その話は！」

あ「えー聞きたいな～」

それで、そのときの俺のテンパりやOKを

もらったときのはしゃぎっぷりが赤裸々に

語られ、俺にとっては

恥ずかしすぎる展開になる

み「こいつ‘‘やった～！’’って

よだれぶわーって出して」

「出してないし、そんなアホな顔してない」

あ「あはは」

キミは大ウケだった