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20☆ ページ20

涼介のマンションに

集まったときもそうだった



大学の友人、いつメンで観月橋にある

マンションで一人暮らしをしていて

そこが俺たちの溜まり場になってた



その日は、Aちゃんの

お披露目でもあった



キミは最初、とても控えめにして

いたのだけど、俺たちが酒やつまみを

並べるのに、もたもたしはじめたとたん



あ「このへんは全部開けちゃって

大きいお皿にまとめようよ


山田くん、お皿ありますか?


あと、割り箸とコップもいるよね」



という風に、一気に仕切り出した



もたつくのが嫌いで‘‘ちゃっちゃっとしたい’’

性分かららしい



あいつらは俺の失敗談や変わったところを

話して、キミはそれを興味深そうに聞いていた



そろそろお開きの空気が出たとき

キミは急に泣き上戸になった



あ「みんな

これからも裕太くんと仲良くしてね」



とか、めそめそしながら言い出した



大「お母さんみたいだな」

と大貴がツッコむと


あ「裕太くんが貧乏になったら

お菓子送ってあげてね」



なんて返してた

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設定タグ:玉森裕太 , 恋愛 , 不思議   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ありす | 作成日時:2015年10月3日 20時

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