第51話 ページ6
再不斬の登場にナルトが真っ先に向かって行こうとするが、それをカカシが阻止し…
冷や汗を流しつつ、鋭い視線をナルトたちに向けた。
カカシ「邪魔だ。下がってろ、お前ら。コイツはこないだのヤツらとは桁が違う」
雲雀「ふーん、そうは見えないけどね」
六道「不服ですが同感ですね。この人があの時の忍とは桁が違うのなら、僕たちはどうなるんでしょうね」
カカシ「お前たちは論外でしょ。理玖やお前たちと比べたら全ての上忍レベルまでの忍がただの一般人と同じだよ」
ましてや、理玖はあの千住柱間やうちはマダラを遥かに超える程の強さだ。
今でさえ、雲雀と骸も上忍レベルを既に遥かに超えていて…
そんな彼らと他の上忍レベルの忍を比べれば、最早一般人と同じだ。
現にあの桃池再不斬を目の前にしても、雲雀と骸は怯える様子もなく、逆に余裕綽々で笑みを浮かべている。
雲雀「ねぇ、折角だから僕と殺ろうよ」
再不斬「ほぅ？」
雲雀「勿論、君に拒否権はないけどね。いいよね、はたけカカシ」
カカシ「え"っ…」
ヒュンッと何処からともなく愛用のトンファーを取り出す雲雀にカカシは困惑気味。
今にも飛び出しそうな雲雀は誰でも分かる程に猛獣の如くギラギラと瞳を光らせている。
前世の時から雲雀は戦闘狂で、強い相手を見るとすぐに戦いたくなる癖がある。
それは転生した今でも変わらないようで、近くで見ている骸はハァと呆れて溜め息を吐き出した。
六道「雲雀恭弥、今はまだ僕たちが出るところじゃないですよ。それに君と戦ったら一瞬で終わるじゃないですか」
雲雀「煩いよ、六道骸。僕に指図しないでくれる？」
「恭弥」
後ろから聞き覚えのある声音が聞こえ、雲雀の動きが止まった。
皆の視線が声のした方を振り向けば、大きな銀狼に足を組んだ状態で座る理玖の姿がそこにあり…
今まで見たことがない銀狼の姿にナルトたちは驚き目を見開くが、それを他所に銀狼––白牙がシュタッと地に降り立った。
「下がれ」
雲雀「………」
有無を言わさぬ理玖の声音と威圧感に雲雀が逆らえるハズもなく…
素直に手に持っていたトンファーをしまって、理玖の隣に立ち並んだ。
群れを嫌い、孤高な雲だけあり、雲雀は一人で行動し、勝手に動くこともある。
その度にその雲雀を抑え、従えさせていたのは他でもない理玖ただ一人だ。
もし、相手が理玖じゃなかったら雲雀は絶対に従わない。
理玖だからこそ孤高な雲は素直に従うのだ。
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ゆん(プロフ) - 更新いつまでも待ってます (2019年3月3日 19時) (
レス) id: 35cbbdbcc5 (このIDを非表示/違反報告)
理玖(元海斗)(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！何度も読み返していただけるなんて…とても嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2016年10月15日 3時) (レス) id: cad6e37131 (このIDを非表示/違反報告)
リル - 何度も読み返してます！続き楽しみです！頑張って下さい！ (2016年10月14日 18時) (レス) id: 1a425b314e (このIDを非表示/違反報告)
理玖(元海斗)(プロフ) - リルさん» コメントありがとうございます！一度書いてしまうとすぐにまた次が思い浮かんできて以外と楽しいですよ！面白いと言っていただいてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2016年9月27日 21時) (レス) id: cad6e37131 (このIDを非表示/違反報告)
リル - 面白いです！なんというか、私じゃ全く想像出来ないくらいすごいです！ (2016年9月27日 20時) (レス) id: 1a425b314e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：理玖(元海斗)
| 作成日時：2016年9月4日 5時
