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side：Fuma
結構いいとこ住んでるんだね、なんてマンションを見上げて呟く
口が半開きになっててすっげえ間抜けな顔してんのにさ、それすらも愛おしく感じるって相当重症だよ…な、
風磨「お前何しに来たの」
A「風磨に会いに来た」
ドキって…
今、ドキってした
……ああもう！忘れようと思ってたのに！！
他の男のものになった、今でも愛おしいこの女はとことん狡い
そう思う。
まぁいいや、と思い部屋に入れてあげると
Aはキョロキョロしだした
可愛すぎだろ…ってダメだ、そんなこと考えてたら。
風磨「お茶でいい？」
A「うん。」
ソファに座って足をパタパタさせながら俺の方を見てくるAの視線が気になってしょうがない
…本当に、何しに来たんだよこいつ
A「健人先生のね、」
風磨「ん、」
A「元婚約者の人のお墓に行ってきた」
風磨「……」
A「先生泣いてた」
ぽつりと言葉を紡いで、
時折唇をぎゅっと結んで何かを思い出すようにして
また言葉を紡いで。
中島に元婚約者がいたことなんて知らねえし、
その人が亡くなってたことも知らねえけど
とりあえずAにとって大事なことだからって黙って聞いてた
…目的はこれだったのかな
Aにとって俺が必要な存在なら、引っ越さなくても良かったんじゃね
と、思った
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ｻ ﾅ ｴ(プロフ) - sugusugyさん» 素敵な感想ありがとうございます！！他の作品もぜひ読んでみてください(*´ｰ`*) (2018年10月25日 7時) (
レス) id: a387dbff2d (このIDを非表示/違反報告)
sugusugy - すっごく読んでいて楽しかったです！ キュンキュンしたり切なくなったり… またの小説楽しみです！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: dd8e7700cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ﾅ ｴ | 作成日時：2018年3月22日 10時
