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side：you
くたくたに疲れるくらいに2人ではしゃいで、
プリクラも撮って、
クレープを食べて…
傍から見たら私達は制服デートをしてるカップルなのかもしれない
気づいたら、夜になってた
話がある、って言われて連れられた風磨の家は
通い慣れてるはずなのにいつもとはどこか違う雰囲気が漂っていた
風磨「ずっと、言ってないことがあるんだけど」
後ろ手でドアを閉めながら真っ直ぐに私を見つめる風磨がそう告げた
変な空気に、なんだか風磨が別人みたいに見える
A「なに？」
無言で私に近づくと、そっと抱き締められた
A「えっ？なに？(笑)」
風磨「……好き」
耳元で聞こえる風磨の声に、不覚にも心拍数が増す
風磨「ずっと、ずっと好きだった。」
両手を私の肩に置きながら体を離すと、私の目をじっと見つめてさらに続ける
風磨「勝利と付き合ってる時も…今もずっと。
でもAはいつも、俺じゃない誰かを見てた
悔しかった。
嫉妬もした。
こんなにも苦しいなら、幼馴染として出逢いたくなかったとさえ思ったよ」
苦しそうに絞り出す声で紡がれる言葉を聞いて、
自分がどれだけ風磨に甘えてたかを気付かされた
風磨「それでもさ、やっぱAが隣にいてくれるだけで幸せだったんだよなぁ」
ー泣いていいよ
勝利のことで泣く私の側にいてくれた風磨はどんな気持ちだったんだろう
思い返せば、私の思い出の中では常に風磨が隣にいた
風磨「なんでAが泣くの(笑)」
あーあー、せっかくの可愛い顔が台無しだよ？って笑いながら涙を拭ってくれる彼の顔を見ることができない
可愛いって思ってない癖に、って不貞腐れて言うと
好きな女のことを可愛いって思わない男なんていねぇよ？って風磨は可笑しそうに笑った
なんか、調子狂っちゃうなぁ
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ｻ ﾅ ｴ(プロフ) - sugusugyさん» 素敵な感想ありがとうございます！！他の作品もぜひ読んでみてください(*´ｰ`*) (2018年10月25日 7時) (
レス) id: a387dbff2d (このIDを非表示/違反報告)
sugusugy - すっごく読んでいて楽しかったです！ キュンキュンしたり切なくなったり… またの小説楽しみです！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: dd8e7700cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ﾅ ｴ | 作成日時：2018年3月22日 10時
