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side:you
マリ「健人くん、
俺のせいでAちゃんが風邪引いたのかも…
って言ってたよ」
A「…え、」
マリ「朝から健人くんの様子がおかしかったんだけど、昨日あの後なんかあったの?」
中島先生、マリ先生に何も言ってないんだ…
A「…いえ、特には。」
私が答えると、マリ先生は そう、と微笑んだ
マリ「Aちゃん。」
A「はい?」
マリ「健人くんを、よろしくね」
A「え、」
先生はそれだけ言うと、私の頭を撫でて去っていった
健人くんを、よろしく…?
振られた私が?
そんなの、無理だよ
無理に決まってる
ママが作ってくれたお昼ご飯を食べる気にもなれず、
そのままベッドに倒れ込んだ
.
次に起きたのは、夜だった
聡「A熱は?」
ベッドサイドに座って、私のおでこに手を当てる聡
A「もう下がったよ」
聡「良かった。
…もう、あんなことしないでよ?」
A「…うん、」
聡「ちゃんと傘は差すこと。」
A「子どもじゃないんだから」
聡「それをしてなかったから言ってんじゃん」
ムッとした顔を浮かべて人差し指で私のほっぺをつついた
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サ ナ エ(プロフ) - sugusugyさん» 素敵な感想ありがとうございます!!他の作品もぜひ読んでみてください(*´ー`*) (2018年10月25日 7時) (レス) id: a387dbff2d (このIDを非表示/違反報告)
sugusugy - すっごく読んでいて楽しかったです! キュンキュンしたり切なくなったり… またの小説楽しみです! (2018年10月9日 23時) (レス) id: dd8e7700cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サ ナ エ | 作成日時:2018年3月22日 10時