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side：you
次の日、38度の熱が出た
聡「バカなの？」
A「……」
聡「ねぇ！」
A「うるさい、頭に響く」
はぁ、とわざとらしく溜め息を吐いた聡は「行ってきます、」と言って家を出て行った
今日は数学あるし、先生に会いたかったなぁ…
と思う反面、
どうせ気まずくなるだけだし、休むことができてよかった
とも思う
部屋の天井を見上げて ふぅ、と息を吐く
ママ「Aー？仕事行ってくるね！
ご飯は冷蔵庫に入れてあるからね」
はーい、と返事をしたら起きたばっかりなのに眠くなってきて
目を閉じた
.
ピンポーン、
家中に鳴り響くインターホンの音で目が覚めた
郵便物が届いたのかな
12:20
A「はーい、」
若干だるい体を起こして玄関へと向かう
A「え、先生？」
玄関を開けると、マリ先生がコンビニの袋を持って立っていた
マリ「ごめんね、勝利くんと健人くんがどうしても心配だからって…
2人が、学校サボってでもお見舞いに来ようとしてたから
それを阻止して、午後は授業の入ってない僕がお見舞いに来ました(笑)」
勝利と、
中島先生…が。
先生、心配してくれたんだ…
それだけでなんだか嬉しくて、
でも、
ー俺より、他にもっと良い人がいるよ
昨日のことを思い出すだけで辛くて。
はいこれ、と渡されるコンビニの袋を「ありがとうございます、」と受け取る
A「そうだったんですね(笑)
勝利、風邪引いてなかったですか？」
マリ「えっ、勝利くん？
勝利くんは元気だったけど…
それよりAちゃんは大丈夫？」
A「熱はあってだるいんですけど、大丈夫です」
マリ「そっか、」
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ｻ ﾅ ｴ(プロフ) - sugusugyさん» 素敵な感想ありがとうございます！！他の作品もぜひ読んでみてください(*´ｰ`*) (2018年10月25日 7時) (
レス) id: a387dbff2d (このIDを非表示/違反報告)
sugusugy - すっごく読んでいて楽しかったです！ キュンキュンしたり切なくなったり… またの小説楽しみです！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: dd8e7700cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ﾅ ｴ | 作成日時：2018年3月22日 10時
