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side：you
先生の家に行くと、ちょうどマリ先生が出てきた
マリ「帰るね」
中島「あぁ、うん。ばいばい」
マリ「うん」
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ねぇ、先生。
なんで私に傘を差し出すんですか？
近付いてきて、優しくして、好きにさせられたかと思ったら
途端に突き放されて、
もう、よくわかんない…
中島「さっきまでマリと飲んでてさぁ」
A「……」
中島「部屋汚くてごめんね。
あ、お風呂入る？」
A「……」
２学期に入って、あまりにも不自然に避けてきたのに
なんで家に連れてくるの？
諦めようって何回も何回も思ってるのに、
優しくしないでよ、
中島「Aちゃん、？」
A「先生…」
バスタオルを持ってきてくれた先生を、そのまま抱き締める
先生のスウェットの色がどんどん濃くなっていくのは
私に付いていた水滴の所為？
それとも、私の流す涙の所為？
A「…っ、好き」
顔を見るのが怖くて、先生の胸に顔を押し付けた
先生の匂いをいっぱいに吸い込んで、さらにぎゅぅぅと抱き締めたら胸が締め付けられるように痛かった
バサッと音を立ててバスタオルが床に落ちる
先生から貰った優しさに、好きが積もってとうとう言ってしまった
もう、戻れない
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ｻ ﾅ ｴ(プロフ) - sugusugyさん» 素敵な感想ありがとうございます！！他の作品もぜひ読んでみてください(*´ｰ`*) (2018年10月25日 7時) (
レス) id: a387dbff2d (このIDを非表示/違反報告)
sugusugy - すっごく読んでいて楽しかったです！ キュンキュンしたり切なくなったり… またの小説楽しみです！ (2018年10月9日 23時) (レス) id: dd8e7700cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻ ﾅ ｴ | 作成日時：2018年3月22日 10時
