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噂話 ページ2

_____とある学校にて

常闇の中、一人の少女によってキモチワルイ
゙それ゙は祓われる。

「ヴォゴヴェゴオジデガァルゥ」

もはや何を言っているかさえも分からない。

ただその言葉が少女に向けられたのは確かだろう。当の本人は見向きもしないが。

そのままくるりと背を向けた頃には、゙それ゙は灰と化していた。



_____東京都立呪術高等専門学校


1年生の4人、正確には3人と1匹は目の前に立つ謎にハイテンションな男に白い目を向けていた。

「どう言うつもりだ、悟」

「だから〜、居るんだって!2級呪霊を祓った普通の高校生が」

「噂だろ?仮にいたとして何でアタシらが一緒に行くんだよ」

「しゃけ」

「えぇ〜。だって僕だけで行ったら警戒されるでしょ。逃げられちゃったら困るもん、僕が」

知るか。恐らく4人とも同じような心境だろう。

「とりあえず行くからね!ほら、準備して」

渋々教室を出る生徒達は具体的に何処に行くのかも伝えられていないままだ。いつもの事でもある。

まさかそのまま新幹線に乗って東北まで行くとは思いもしていなかったが。


____in宮城


未だ個性の強い同級生と馴染めていない乙骨憂太は一人の少女を見ていた。その名も浅瀬絵奈。

五条曰く例の少女は絵奈で間違いないらしい。

今は下校中なのか友達らしき女子数人と男子数人の中心を歩いている。

1度話してみないと分からないという事で絵奈と話すタイミングを伺っていた。

但し、ここで問題が起こった。


そう、誰が行くかだ。

包帯で目隠しをしている五条が行ける訳もなく、

まさかパンダが話しかける訳もなく、

初対面でおにぎりの具で話しかけられる訳もなく、

禪院真希とのじゃんけんに負けた乙骨は絵奈に話しかけなければ行けないのだが…。


「何だよあの女。ずっと周りに誰かいるじゃねぇか」

そう、話しかけられる状況じゃないのだ。

「まぁ確かに男共が寄ってきそうな顔だもんな」

そう零すパンダに乙骨は深く頷いた。

少し離れた所からでも分かる顔の小ささ、目の大きさ。顔のパーツが整っているのだ。

「勉強も運動出来るし、性格も良くて非の打ち所もないから友達が多いらしいね〜。完璧少女だってさ」

そこら辺の女子に聞いたらしい五条は薄く笑いながら言った。

絵奈一行は駅に着いて電車に乗った。

急いで隣の車両に乗る乙骨達。

「何かこれストーカーみたいじゃないですか?」

少し震えた声で問う乙骨には誰も答えなかった。

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設定タグ:呪術廻戦 , 呪術廻戦0   
作品ジャンル:アニメ
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オーステン(プロフ) - プスメラウィッチさん» 有難うございます!まだ始まったばっかりでオチとか全然考えてないんですけど、候補に入れておきますね。 (2022年4月27日 7時) (レス) id: e73df44190 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月27日 7時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい^_^ファイトーーー!! (2022年4月12日 0時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
オーステン(プロフ) - 舞さん» ありがとうございます!頑張りますね✨ (2022年4月11日 7時) (レス) id: e73df44190 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年4月11日 0時) (レス) @page11 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オーステン | 作成日時:2022年2月13日 22時

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