先輩34 ページ35
応援団の演舞が終わり、次のプログラムへと進んでいった、
そんな中私は一人でずっと悶々としてる、
「あれ、Aちゃん？マサイ先輩のとこいかないのー？」
A「…先輩忙しそうだもん、」
そう、演舞が終わった途端女子生徒がお兄ちゃんと先輩を取り囲んで写真撮影を始めた、
サービス精神満載なお兄ちゃんはともかく、あまり目立ちたがらない先輩も応じてる、
…一気に遠い人になっちゃったな、
こっそりと先程撮った写真を再生してみる、
お兄ちゃんはもちろん、マサイ先輩もすごく格好良く映ってる、
A「…先輩、格好良いもんなあ…、」
狙ってる人は多いに決まってる、…ひとまず退散…
マ「Aちゃん、」
A「ぴぇっ！？」
シ「変な声出すなし〜、さっきから呼んでたんだけど？」
いつの間にこちらに気付いたのか、二人とも私を挟むように立っていた、
あんなにたくさん居た女の子たちをどう退かしたのか…、
しかも応援団長姿のまんま、普通にイケてて目のやり場に困るやつ、、、
ここは一つ皮肉ってやろう、
A「お、お兄ちゃんと先輩こそ、女の子たちの注目の的だった！」
マ「あの瞬間だけな」
シ「んなことより、写真みしてよ〜」
駄目だ、あっさりスルーされる…、
がくりと肩を落とす私、
しかしその傍らで撮った写真を見たお兄ちゃんが衝撃の一言…、
シ「あれ〜、マサイばっかりじゃん？すんげえ格好良く撮ってるし、」
A「え”っ！！？か、返して〜〜！！」
シ「ほれ見てみマサイ、お前ばっかりだぜ？」
マ「…ほんとだ、」
A「うあああああっ！！！やああめええてえええ！！」
恥ずかしさで悶絶する私を一瞥し、写真をじっと見続けるマサイ先輩、
…少しだけ、横髪に隠れた耳が赤くなったように見えたのは、きっと気のせい、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優桜(プロフ) - ごはんさん» わああっ、ありがとうございます！！！なかなか進展のない二人ですけど、暖かい目で見守っていてくださいませ…♪ (2018年1月19日 22時) (
レス) id: bb3fdc8ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ごはん(プロフ) - 初めまして！この春、恋をはじめます。読ませて頂いています！夢主ちゃんと先輩との恋…これからの展開がとても楽しみです！これからも更新頑張ってください！！応援しています！ (2018年1月19日 22時) (レス) id: a557a7fbae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優桜 | 作成日時：2018年1月2日 21時
