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まふまふside
***
そろそろ、Aちゃんが帰ってくる時間かな。そう思い、時計を見ようとスマホを見るとそらるさんからの不在着信。作業に夢中で着信音が聞こえなかったようだ。まだ、かけられた時間が2、3分だったので少し安心したが、慌ててかけると、聞こえてくるのはいつもの気だるげな声。
「まふまふ」
ツアーなどはしばらくないから打ち合わせなどはないはず。疑問に思いながらも彼の言葉の続きを相槌を待つ。
「さっきさ、Aから連絡あったんだけど。お前には行ってない？」
「何についての連絡ですか？」
そらるさんのその言葉にLINEを見たが連絡が入ってない。そんな心当たりのない言葉にそう問うと少しの沈黙。それを破ったのはそらるさんのため息と声。
「さっきさ、Aが風邪気味だから迎えに来てほしいって言われたんたんだけど…普通こういうのってお前に連絡するもんなんじゃないの？」
そらるさんの呆れたような言葉に、そう言えば今朝、Aちゃんの顔色悪かったっけなんて今更に気づく。そして、それと同時に僕ではなく、そらるさんを最初に頼ったことになんだかもやもやする。僕がAちゃんといつも一緒にいたんだから、僕を頼ってくれてもいいのに…なんて、我儘かな。
「…そう、ですよね」
「今から車で迎えにいくけど、まふまふも来る？」
思わず口籠もると、そらるさんがそう言った。僕はそれに二つ返事をし、マンションの駐車場に駆け出した。
***
「Aちゃん！」
着くと、彼女は座り込んでいた。余程、体調が悪いのだと思い、急いで駆け寄るとAちゃんは、立ち上がったが力が入らないのかこちらに倒れてきた。それを受け止め、額に触れると、すごく熱い。なれない環境で過ごして、疲れたのかな。そんなことを思い浮かべながら彼女を抱えた。人生で２回目の姫抱きだ。抱えたままそらるさんの車に乗り込んだ。そして、乗り込んだ後その小さな華奢な体を抱きしめ、自宅に向かってもらった。
「───なんで、一番に僕を頼ってくれないの」
そんな言葉、彼女に届くはずは無かった────
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潮田 陽菜(プロフ) - ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫））さん» 楽しんで頂けたようで幸いです😊その後のお話が欲しいと言って頂けて大変嬉しいのですが個人的にはここで完結させておくべきだと私的には思っているのでその後のお話は期待しないでいてほしいです。お気持ちはとても嬉しかったです。ありがとうございます😊 (5月29日 11時) (
レス) id: 68f958ed6b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (5月24日 21時) (レス) id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
潮田 陽菜(プロフ) - 音恋&五月雨さん» そう言っていただけて嬉しいですヽ(*´∀｀)ノありがとうございます。これからも頑張りますので何卒宜しくお願いします(*_ _) (2018年7月13日 22時) (レス) id: b5c447886f (このIDを非表示/違反報告)
音恋&五月雨 - まふくんに改めて惚れちゃう作品でした！これからも頑張ってください(*´∀｀*) (2018年7月8日 22時) (レス) id: 9a55362602 (このIDを非表示/違反報告)
潮田 陽菜(プロフ) - りあさん» そう言っていただけて嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします(〃・д・) -д-))ﾍﾟｺﾘﾝ (2018年6月16日 16時) (レス) id: b5c447886f (このIDを非表示/違反報告)
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