235話 ページ35
入間)水気持ちいい〜
アリス)丁度いい水温ですね
入間)海の水…ちょっと紫色なんだ…
アリス)イルマ様は泳ぎが得意なのでしょうか？
入間)うん！泳げるよ！(今回はバラム先生にお願いして水に強い特製香水を用意してもらったから濡れても大丈夫！人間のニオイしない！)そういえばクララは？
アリス)イクス嬢と着替えに…
と、イルマ様とアズくんが会話をしていると、
周りがざわめきはじめた。
皆ざわめきの元に目を向けると、
そこには水着に着替えたクララとイクスさんが居た。
クララ)イルマち〜アズアズ〜！
イクス)みんな〜おまたせ〜♡
問題児達だけではなく、海に遊びにきていた他のお客さんも皆、イクスさんの水着姿に目を奪われていた。
入間)クララ可愛い！
アリス)ポーズとれ
クララ)え〜へへ
イルマ様とアズくんは言わずも、
イクスさんの水着姿に目もくれず、
クララさんとの仲の良さを発揮させる。
アズくんに関しては、イルマ様だけではなく、
クララさんの事も写真に収めるようになって……
ジャズ)姐さんお綺麗です！
アロケル)存在してくれてありがとうございます！
イクス)？こちらこそ♡
リード)だめだ！ソイソイ！僕ッ直視できない！キレイすぎて！涙で前も見えない…
ソイ)がんばれ負けるな目をそらすと余計に怪しいし…ガン見しすぎるとアホ鳥の二の舞を舞うことになる
そう言ったプルソンくんの目線の先には、
縄で体だけではなく口までもぐるぐるに拘束され、
有害と紙を貼られたカムイくんがいた。
リード)アホだ
ソイ)いつも通りだな…誰がこんな…正解だけどさ
リード)ケロりんでしょこの手際は
入間)そういえばケロリさん…は……
そう言ってクロケルさんを探すイルマ様
目線の先に居たのは、女優帽にサングラス、そして露出のない私服でパラソルの下にいるケロリさんだった。
ケロリ)私の露出が無料で見れると思わないで！
入間)すっすみません！
プロって凄いな……
ケロリ)こんな日差しの中で水着になんてなれないわ…そもそも暑いのダメなのに…
入間)ですよね
ケロリ)貴方達も日焼け止め塗りなさい
そう言われて問題児達は皆日焼け止めを塗り始める。
そんな時だった。
また、周りがザワザワとざわめく。
それも、先程のイクスさん達よりも大きく多く、
綺麗。素敵。などの歓声もあるほど。
皆、その声を聞いて視線を向けると、
そこに居たのは……
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作者名：モンブラン | 作成日時：2023年8月24日 16時
