223話 ページ23
お二人も親しい関係のようで、
何やら会話をしているのをポカンと口を開け見ていると、
そんな私を見てバラム先生が声をかけた。
バラム)何かお困りならお話きかせて下さい
そう言われて私は先程まであった事を話す。
バラム)成程、生徒にナメられて嘘をつかれた…と…
A)えぇ、それで、カルエゴくんをいじ……いや、カルエゴくんをあっと言わせてやろうと言う事で名誉挽回の提案をしました。コレにはバラムくんの力が必要なので、お力添えをと思い呼び出したんです
バラム)なるほど……じゃあ、僕嘘ついた生徒みんな見つけましょうか？
モモノキ)そ、そんな事できるんですか！？
バラム)得意なので、あとは嘘をつけないように作戦立てないとですね
モモノキ)さっ作戦……？
A)さて……
バ/A)名誉挽回といきましょう
ースキ魔ー
モモノキ)所でAさんは……その……カルエゴ先生と親しいですが、もしかしてお付き合いとかされて？
初めて会った時から少し思っていた事を聞いてみた。
すると、少し空気が凍る。
と言うより、殺気？
バラム)あっ、あのっ！それはっ……
A)モモノキ先生……時には言ってはいけない、禁句と言う言葉があるのをご存知ですか？
モモノキ)えっ
A)まぁ、私は別に怒りもしないので良いですが、その質問、彼
彼
私は青くなった顔をバラム先生に向けると、
察したバラム先生は説明をしてくれた。
バラム)仲悪いわけじゃないんですよ。むしろ、A先輩はカルエゴくんの事気に入ってるみたいだし……
モモノキ)でもっ、空気が……それにバラム先生も止めようとしてましたよね？
バラム)あぁ、それは……そのうち分かりますよ。(オペラ先輩が物陰に隠れて聞いてるからなんて言えない……)
この時私は、物陰に隠れていたもう1人のSDに気付く事は無かった。
オペラ)(恋愛感情は無し……と……私にもチャンスはまだまだありそうですね)
A)(ﾊｧ…オペラってば…先に行ってろって言ったのにな…)
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作者名：モンブラン | 作成日時：2023年8月24日 16時
