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昼休みが終わって、五時間目の体育。
今日は町内マラソン。
運動は好きでは無いけど得意だ。
でも目立つのは苦手だから、一番最後の方を走る。
そういえばさっき会った男の子、同じクラスだったな…。
確か七瀬ころんくん、クラスの子達が孤高のアイドルとかいってたな…。
黙々と走っていると、後ろから足音がした。
あれ、私一番後ろ走ってたはずなんだけど。
振り返ると七瀬くんがいた。
気だるそうに走っている七瀬くん。
私はわざとスピードを落とし、七瀬くんに合わせる。
『あ…の。』
こ「…ん？」
こてんと首を傾げる七瀬くんに私は言った。
『と、友達になってくれませんか！』
あ、やっちゃった。
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作者名：春乃 | 作成日時：2021年8月9日 18時
