ありがとう ページ24
Aside
紅音「A、よく頑張りました
あの人を止めてくれてありがとう、
私の元へ産まれてきてくれてありがとう
私を母にしてくれてありがとう
蒼を父にしてくれありがとう」
母さんが足からどんどん消えていく
『母さん....』スー
私の頬を涙が伝う
紅音「この世に産まれてきてくれて
___ありがとう___」バッ
最後に母さんは私に抱きついて
消えて逝った
《__愛しているわ__大好きよ__》
私は涙を流しながら言った
『グスッ....私も...だよっ...!』ボロボロ
回想
___________________
《ねぇねぇ、かあさん!》
《どうしたの?A》
《かあさんにはすきなひといたの?》
《えぇ、居たわよ》
《どんなひとだったの?》
《そうねぇ、凄く気がきいてて
何時でも私のことを考えて
くれていた人だったわよ》
《そうなんだぁ!
いまそのひとはどこにいるの?》
《それは私にも分からないわ》
《そっかぁ〜》
・
・
・
《A!貴方だけでも逃げなさい!》
《母さん!?》
《この警棒に私の魂と呪力を全て
封印するわ!
だから封印した後これを持って逃げなさい!》
《で、でもっ!》
《いいから!!》
《!!》
《私のことはいいから、逃げなさい?
ね?》
《う"ん"》
《偉いわ
__八卦封印__》
《A...ゴホッ...愛してる.....》
この時、母さんは私に呪いをかけた
回想終了
___________________
冬が終わる頃
私は空に向かってこう言った
『ありがとう...』ボソッ
憂太「Aちゃん?置いてくよ?」
『あ!ちょっと待ってー!』
私は憂太達に駆け寄る
真希「遅せぇよ」
『えっへへ、ごめんごめん笑』
真希「何ニヤけてんだよ」
『ううん、何でもないよ』
母さん__
今私、__
幸せだよ__
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作者名:あみてぃーぬ | 作成日時:2022年1月15日 13時