あなたしかあいせない。[量産型女子]

やっと会える。〜貴方side〜 ページ14

貴方side(前話の続きです！)

当時中学生だった私は、まふまふさんのライブが開催される事を知ると両親に必死で頼みライブに応募した。

(倍率高いだろうな…)
(当たるのかな……)

｢ダメだ！こんなマイナス思考じゃ。絶対当ててまふまふさんに会いに行くんだから！｣

×月×日
いよいよ当落発表の日。

私のTwitterのフォロワー数は1500人弱。
その中に同担はもちろんいない。
同担拒否だからか害悪扱いされる毎日。
そんなのも気にならなくなる程、緊張していた。

｢当たってるかな…｣

携帯を握りしめてそう呟く。
傍から見れば変な光景だが仕方ない。
だってあと5分後のメールでまふまふさんに会えるかどうかが決まるのだから。

ピコンッ


｢来た、、、｣

当落発表のメールが来た。
私は震える指で携帯を操作していく。

(当たってるかな……)


｢え！？！？！？｣
｢よっしゃ当たったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！｣

そう、当選していたのだ。

(やっと、やっとまふまふさんに会えるんだ。)

そう思うと涙が溢れてきた。

｢お母さん！！！当たった！！｣(号泣)
母｢おめでとう！！よかったねぇ(*´꒳`*)｣



ライブまで、あと×日__________

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