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第肆話 ページ6

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という所までは覚えていた。









私は重い瞼をゆっくりと持ち上げると、天井が見え


た。










さっきまで稽古してたはず…












ここはどこだろう。






起き上がろうとしたが全身が痛すぎて動かすことが出


来ない。











『うぅ…頭痛い…』










私がそう呟くと足音が聞こえてきた。








 「大丈夫ですか?緑川桜さん。」









すると、優しそうな女性が覗き込んできた。









『あの、ここは…』








口を開くだけでも、痛すぎて声を漏らしてしまう。







 「無理に話さなくて大丈夫ですよ。


傷口が開いてしまいますから。」












にっこりと笑う女性は、とても綺麗だった。






私はその笑顔に見とれてしまった。















しの 「ここは私の私邸の蝶屋敷です。


私は鬼殺隊蟲柱の胡蝶しのぶと申します。」








柱の方…!








『あの、私はどうして蝶屋敷に…?』







しの 「先日、意識不明でここに運ばれてきたんです


よ。」







ふふふっ、としのぶさんに優しく笑われてしまい私は


顔が真っ赤になる。









きっと稽古中に気絶したのだろう。








『…情けないですね。



稽古初日に倒れるなんて。』







私は溜息をつき苦笑いでそう言ったが、しのぶさんは


とても優しそうに微笑んでいた。








しの 「稽古は良い事ですが、貴女は女性なのだからあ


まり無理をなさらずに。



私も不死川さんに程々にするよう伝えておきます。」









『…はい/////


あ、ありがとうございます//////』







__________





大正コソコソ噂話



桜さんはしのぶを前にすると、毎回顔を

真っ赤にしてしまうんだって


理由はしのぶがあまりにも綺麗すぎるからだとか






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作者名:びすこ | 作成日時:2020年4月30日 2時

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