�将将将掘� ページ34
❧✿✿☙
クラシックな音楽とともに
ホールの真ん中で大勢の人に見られながら
オーランドと共にダンスを踊る
あまりパーティーに慣れても無い
ダンスはできるけれど
こんな大勢の前で踊るのは緊張する
オーランドはさすがに慣れているようで
少し間違えた私をフォローしていた
『流石ね、オーランド』
「何がだい？ダンスなら君の方が上手だよ」
『何を言ってるの？さっきから私のフォローしてくれているじゃない』
違う？と聞くと彼は微笑みながら
見上げる私を見つめてくる
「君と踊るのが嬉しくて楽しくて仕方ないだけさ」
それだけ言い踊り続ける彼
ずるい男と思いながら
彼のおかげで何故か緊張が少しだけ溶けて
久しぶりのダンスも悪くない気がした
音楽が終わり
お互いにお辞儀をすれば拍手が上がる
「とても楽しいダンスだったよ、レイラ」
『私も楽しかったわ』
ありがとうとお礼を言うと
どういたしましてとお辞儀をした彼
「とても素敵だったわよ2人とも」
「皆君達に見とれていたよ」
ソンドルとセドリックが近寄ってきて
先程のダンスを褒めてくれた
この2人は学園内でもトップにダンスが上手
2人が踊ると本当に絵になる
そんな2人に褒められると
少し照れてしまう
『ありがとう2人とも。今回はオーランドのおかげよ』
「いやいや、レイラのダンスが本当に上手だったんだよ。僕は何も」
と、また何食わぬ顔でそう言う彼
ちらっと見ると目が合うなりウィンクをしてきた
反論しても仕方ないと思い
何も言わずにお礼だけを言って返した
。
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ぱーこ(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！ゆっくりとになりますが更新をお待ちいただけたらと思います。 (2022年12月11日 0時) (
レス) id: 7b2229d30c (このIDを非表示/違反報告)
リン - リリアやシルバーが可愛い❤️続きが楽しみです (2022年12月10日 2時) (レス) id: c3aa6be969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーこ | 作成日時：2022年10月3日 22時
