�将� ページ12
❧✿✿☙
昼休みに急いでお父様へ電話をと
人があまりいない中庭の影に隠れながら通話をしている。
『パーティー参加することにしましたので、お父様に連絡をと思いまして』
「おお、そうかそうか。では素敵なドレスを選んでやらんとな！」
「楽しみじゃな！」と明るく話すお父様
その声だけでクスッと笑ってしまう
何にしようかと向こうで悩む声が聞こえ
気が少し早いような気もしながら
私もお父様が選ぶドレスを楽しみになってきた。
「そうじゃ、お主が居ると聞けばマレウスも行く気になるの。もしかしたら会場出会うかもしれんな」
『え、そうなのですか？』
「女王陛下へ招待状が届いての、女王陛下は今忙しいようで出席出来ぬようで代理でマレウスに参加して欲しいと連絡が来ておってな」
「あまり行く気がないと言っておったが」と話すお父様
私もマレウス様にお会いできるならお会いしたい
会話は出来なくとも
お顔だけでもお会い出来ればいいな
『是非お会い出来たら嬉しいですね』
「そうじゃな、マレウスもお主に会いたがっておるし、勿論シルバーやセベク、わしもじゃがお主に会いたいぞ？」
『私も同じ気持ちです。』
ホリデーでしか会えないのが寂しい
同じ賢者の島内なのに
お互いの関係がバレないように
頻繁に合うのを私が避けているのもあって
ホリデーの休暇中にしか会えていない
お父様は気にする事はないと言うが
変に詮索されたり邪推されるのが怖い
「そうじゃな、レイラは1人そっちにおるからな...。参加になればわしも護衛として同行するから会えると思うからの、なるべくマレウスを説得してみるわ」
『マレウス様を無理に参加させようとするのはあまり...』
「無理にはせんよ。まあ、多分参加するとは思うがな」
そう言いながら笑うお父様に
つられて笑ってしまう
「それよりもドレスじゃな、楽しみに待っとれよ？」
『はい、分かりました。とても楽しみに待っておりますよお父様』
娘にドレスを選ぶのはいつも楽しいからの〜なんてワクワクしている
お父様が楽しそうでなにより
なんて思いながら笑っていた
*
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ぱーこ(プロフ) - リンさん» ありがとうございます！ゆっくりとになりますが更新をお待ちいただけたらと思います。 (2022年12月11日 0時) (
レス) id: 7b2229d30c (このIDを非表示/違反報告)
リン - リリアやシルバーが可愛い❤️続きが楽しみです (2022年12月10日 2時) (レス) id: c3aa6be969 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱーこ | 作成日時：2022年10月3日 22時
