《進撃の巨人》手を伸ばして2 (ページ2)

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(名前)side(過去編) ページ2

私の目の前は血で真っ赤になった
A「ぇ.....なん....で」

なんで私を助けたりなんか...
目の前の巨人に目もくれず脳内でさっきの事ばかり思い出す

「ぼさっとするな！！新兵！！！」
巨人は先輩が倒してくれて私はそのまま治療をされた
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生き残った同期も少なくて住民も沢山亡くなった
「あれ....ミリーナは？」

その名前に反応するのがわかる
彼女は生きて帰って来るはずそうみんな思っていたに違いない

同期が私に集まって来る
「一緒にいたんじゃないの？」
「どこか知らない？」

A「................」
中々答えが出てこない動かない私の口

「ミリーナ・ニーケは死んだ」
私を助けてくれた先輩の兵士だ

「その子を庇って勇敢な死を遂げた」
その言葉に全員がこっちを向いて黙る

その瞬間急に胸倉を掴まれた
「ふざけないでよっ...！！なんで...なんでアンタが生き残って...！！ミリーナが死ななきゃならないのよ！！」

その子はミリーナと仲が良かった子だ...確か...幼少期の時から友達だったとか....なのに私を....

涙がこぼれ落ちていく
「だから言ったのに....！！アンタに関わると良いことなんてないって！！......落ちこぼれのアンタが死ねばよかったのにっ.....！！！！」

A「ごめん....なさ...い....ごめ...なさ....い」
涙を流してその場に崩れ落ちたのを覚えている

あの子は人望があって戦力にもなって友達も多い
私と全く反対何もかもが真逆
不釣り合いだ