第46話 ページ3
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飴村乱数▷▷side
ボクはびっくりした。
まさか、Aが寂雷のことを言うなんて。
一郎と左馬刻を、気づかれないようにチラとみると、左馬刻は案外普通にかまして、一郎はそうな顔をしていた。
ダメじゃんか、そんな顔したらバレちゃうよ!
だから、ボクはAに言った。
乱「……でも、大丈夫だよ?A。もう少しで会えるから。」
そう、Aに言い聞かせた。
いや、違う。ボクはボクに言い聞かせてるのかもしれない。
だって、
寂雷はボクの“ 相 棒 ”だから。
ま、でもAにはまだ、教えられないよ。
だってそれは、12人で約束したから。
寂雷に言われたから。
寂「―――――“ 生 徒 会 ”を宜しく頼むよ。」
それは、生徒会の王様のように
ボクら執事達のような関係で言われたかのような、
ただの、友人としてなのか、
その時の寂雷の顔を、未だに忘れられないということは、
ボクは、重症なのだろうか……。
そんなの、分からない。
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やっつー(プロフ) - 何時も読んでいます!此れからも頑張ってください! (2019年12月7日 9時) (レス) id: 7ab3b51d33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱ ら ら | 作成日時:2019年8月21日 15時