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寒い。



いや、いっそ熱い。利き手は刀ごと凍らされた。非力な腕じゃ刀持てないよね、とか完全に頭イカれた言葉で凍らされた。多分火傷してる。もうすぐ感覚もなくなる。


凍らされた肺がそれでも酸素を取り入れようともがくから、尚のこと辛い。



目の前で貴族よろしく扇で口元を隠す鬼を見上げる。



ちくしょう、ちくしょう。奪ったはずの視覚で私を見下ろしてる。斬った腕が繋がってる。右肩から内蔵に届くように深く斬りこんだ傷が塞がってる。


あぁ、ダメだ。感情が昂ぶれば昂るほどただ苦しいだけだ。諦めよう。死ぬ。もう楽になろう。



「可哀想に。雪の呼吸なんて、俺と似た系統なのにどうしてこんなに歴然とした差があるんだろうね。」
『……』
「まぁでも当然だよね!君は弱くて…ううん、ひ弱くて、これまで生きてこれたことが奇跡なくらい脆弱だもん。しょうがない、しょうがない。


お前の苦しみも悲しみも、これまでの無駄な努力からも。全部俺が救ってあげる。俺と一つになろう」
『…………』






滅☆殺っ☆(メッ☆コロッ☆)執筆状態:更新停止中




















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いーさん(プロフ) - 0.3mmさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月7日 19時) (レス) id: 4740787582 (このIDを非表示/違反報告)
0.3mm - うわー、スッゴい好みです!更新頑張って下さい! (2019年10月6日 23時) (レス) id: b44d2b8014 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いーさん | 作成日時:2019年10月5日 19時

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