KINGの天才お姫様

あけましておめでとう家族編 ページ14

めぐあ ｢あっ、Aちゃん！｣






｢ん？｣







めぐあ ｢あけましておめでとうございます！！｣







｢まだ年明けてないよ｣









伶斗 ｢お前馬鹿じゃね？もう、とっくに年明けてんぞ。｣





と言われて時間を見ると12時。









｢まじだ｣








アップルパイ作ってたから全然気が付かなかった…






すると、伶斗の携帯がなる。








伶斗はその携帯からでる。









伶斗 ｢あっ、母さん？｣








どうやら、お母さんからだった。









伶斗 ｢あけましておめでとう。ってか、電話してて大丈夫なん？



あっ、そう。A？おるよ。かわるな｣









と言われて伶斗の携帯が私に来る。






｢もしもし？｣



とでると、









母 ｢A？あけましておめでとう！｣







｢あけましておめでとう！！｣








母 ｢Aの携帯に掛けたんだけどでなくてさ伶斗に掛けたらでてくれてよかった。｣






｢なんか私に要件かなんかあるの？｣







母 ｢ないけどね。｣







｢ないのかい。｣








母 ｢うん。あの件の事だけどお父さんが探してくれてるんだって｣







｢ホント！？助かる。ってか、お父さんは？｣









母 ｢お父さんは今はオペしてる。｣









｢へぇー。大変だね。お父さんがオペ終わったらあけましておめでとうって



いっといて｣









母 ｢分かったわ。じゃあね｣









｢うん！｣







と言ってお母さんとは電話終了。







めぐあ ｢なんか、Aちゃんお母さんと話してる時楽しそうでしたね｣







｢ホント！？｣







伶斗 ｢こいつ、マザコンだから。｣








｢マザコンじゃないし！普通の
事でしょ。家族からかかってきたら嬉しいし。｣









めぐあ ｢確かにそうですよね！！話せない分電話きたら嬉しいですからね｣








｢そーゆーこと。ってわけで、私はおかしづくりをしてきまーす。｣









と言ってリビングへと向かった。









今年のお正月はきっと









去年より楽しくなる―

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